8月8日(土)に、「LEDでオリジナル照明をつくろう」を開催しました。

講師は、名古屋市内バス停やインターチェンジ、県内外の公園や施設等、数多くの照明デザインを手掛ける日本街路灯製造(株)の若松さんです。また製作補助として(株)ワーロンの皆さんにご協力いただきました。

今回は、ピカピカと色が変わるLEDと破れない特殊な和紙を使って、ユリの形をした照明を作ります。

LEDは豊田合成(株)より提供されたもので、色の異なる計6色のランプを使用。また、(株)ワーロンが提供する特殊な紙「ワーロン紙」は 、和紙を独自のラミネート技術で強化し、美しさを保ちながら耐久性を持たせた和風透光樹脂素材です。素敵な作品になりそうですね♪

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まずは、LEDを点灯させるための電子回路をつくるため「はんだ付け」の作業を行います。
「はんだの溶ける温度は200℃以上。 火傷には十分に注意して下さい。」
講師から注意事項、はんだのコツを教わり、さっそく作業開始です!LEDやICチップは熱に弱いので、部品が損傷しないようにテンポよく・・・。最初は心配そうだった子ども達も、講師に手伝ってもらいながら少しずつ慣れていきました。

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次に、ワーロン紙をキレイに折り曲げるため、曲げ用のクセをつけます。見本シートにワーロン紙を重ね、目安の部分に印をつけたら、定規を当てながら竹串でなぞります。
「紙なのにすごく丈夫!簡単には折り曲げられないよ~」
跡がつくように竹串でゴリゴリとこすっていきます。

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曲げ線にそって、ワーロン紙を折り曲げます。折り目が中途半端にならないように、手にしっかりと力をこめます。紙が折り重なった状態で先端部分に好きな形の下書きをし、はさみで切ります。ここでの切り方で、ユリの花びらの先端の形が決まります。

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紙を開いてみると・・・素敵な花びらの形になりました。色鉛筆やポスカで好きな色を塗り、自分のイメージする花びらに近づけます。先端部に鉛筆を当てて、花びらの「曲げ」をつくります。

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台座に支柱を取りつけ、支柱の先端にLEDを取りつけます。LEDの電線を支柱にはわせるようにして、スパイラルチューブを巻きつけていきます。ユリの花びらをかぶせて両面テープで固定します。

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花びらの形や色を工夫し、世界に1つしかないオリジナル照明が完成!子ども達も大満足です。花の中心でピカピカと光るLEDが幻想的な雰囲気をかもし出していますね☆
「ICチップの可変抵抗器をドライバーで回せば、LEDの点滅速度を変えることもできますよ。」

家に持ち帰ってから、是非、お気に入りの場所に飾り眺めて下さいね♪

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