7月2日(土)に「かんばつ材でモノづくりをしよう」を開催しました。
講師は中部大学の学生の皆さんです。
今回は、愛知県の山林で取れた間伐材を使い、木工を体験!3種類から2種類を選び、木製品を作ります。
間伐材について学んだ後、製作スタート!

かんばつ①かんばつ②-1

まずはみんなで「サイコロパズル」を作ります。サイコロ形(立方体)をした木材を組み合わせて作るオリジナルのパズルです。設計図を参考にL字型や凸型など7種類のピースの形に木片を並べ、ずれないように注意して接合します。
「少しだけ接着材を付けて木片同士をこすり合わせて全体に塗るとキレイに付けられるよ」
作業の早い子からコツを教えてもらいながら作業を進め、全てのピースを作ったら完成♪さっそく立方体の組み立てにチャレンジ!
「立方体のパズルはむずかしいね!どうすればよいのかな?」
となりの子と相談しながら何度もトライ!やっと立方体にできると大喜びです♪遊びながら3D感覚も身に付くパズルができましたね☆

かんばつ③かんばつ④かんばつ⑥かんばつ⑤

2つ目の作品は自分で選んで作ります。「矢作のせせらぎ」は、八角形の基板へ短冊状に切った8枚の木板を貼り付け、ブナの木の玉を入れて転がすことで澄んだ音色が聞こえる楽器です。定規で正確に寸法を測り、木板に鉛筆で印を付けてノコギリでカットします。
「ノコギリを使うのは初めてだよ。上手く切れない!」
「鉛筆の線に沿ってノコギリで溝を付けてから切り始めるとずれないで上手くカットできるよ」
子ども達同士で仲良く教え合いながら、ノコギリ作業も無事に終了!斜めにカットした木板を長さの順に貼り付けると、まろやかな音色のする楽器の完成です♪

かんばつ⑦かんばつ⑧

もう1つの「クロスパズル」は、十字に組まれた木材がどのようにして組み合わされ、どうしたらはずすことができるかを考えて作るパズルです。卓上ボール盤を使って木材に穴をあけたり、リーマを使って穴の入口を広げたり・・・初めて使う専用の道具に緊張です。失敗しないよう、先生にしっかりと使い方を教えてもらい、慎重に作業します。
「寸法通り作ったら、ぴったりと組み合わせることができたよ♪」
子ども達は作品のできばえに大満足☆最後はみんなで作品を持って記念撮影です。慣れない作業に苦戦しながらも、モノづくりの楽しさを学んだ貴重な1日になりましたね♪

かんばつ⑨かんばつ⑩かんばつ⑪かんばつ⑫