お知らせ

10月8日（土）に「かんばつ材でモノづくりをしよう」を開催しました。
講師は中部大学の学生の皆さんです。
今回は、愛知県の山林で取れた間伐材を使い、木工を体験します。間伐材について学んだ後、3種類の木製品から2種類を選び、製作スタート！

まずはみんなで「サイコロパズル」をつくります。サイコロ形（立方体）をした木材を組み合わせてつくるオリジナルのパズルです。設計図を参考にL字型や凸型など7種類のピースの形に木片を並べ、ずれないように注意して接合します。
「木片の片方に接着材を付けて木片同士をこすり合わせるとキレイに付けられるよ」
作業の早い子からコツを教えてもらい、作業を進めます。全てのピースを作ったら完成です。さっそく立方体の組み立てにチャレンジ♪
「立方体のパズルはむずかしいね！何かコツがあるのかな？」
となりの子と相談しながら何度もパーツを入れ替えて組み立てます。遊びながら3D感覚が身に付きますね☆

2つ目の作品は自分で選んでつくります。「矢作のせせらぎ」は、八角形の基板へ短冊状に切った8枚の木板を貼り付け、最後にブナの木の玉を入れて転がすことで澄んだ音色が聞こえる楽器です。定規で正確に寸法を測り、木板に鉛筆で印を付け、ズレないように気を付けながらノコギリでカットします。
「鉛筆の線に沿ってノコギリで少し溝を付けてから切り始めると上手くカットできるよ」
全て切り終わったら、長さの短い木板から順に貼り付けて完成♪まろやかな音色が心地良いですね♪

もう1つの「クロスパズル」は、十字に組まれた木材がどのようにして組み合わされ、どうしたらはずすことができるかを考えながらつくるパズルです。卓上ボール盤を使って木材に穴をあけたり、リーマを使って穴の入口を広げたり、・・・初めて使う専用の道具に緊張です。先生にしっかりと使い方を教えてもらい、失敗しないよう、慎重に作業します。
「寸法がちょっとでもズレたら十字に組めない・・・」「少し削って調整してもらったらピッタリ組めたよ！」
子ども達は作品のできばえに大満足☆最後はみんなで作品を持って記念撮影です。ヒノキの良い香りに包まれて、貴重なモノづくり体験ができましたね♪