3月18日(土)に、「よく走るペットボトル自動車をつくろう」を開催しました。

講師は、豊田市内の交流館などで工作イベント活動をされているトヨタDIYの橋本さん、中島さんです。今回は、身近にあるペットボトルを使って自動車を作り、高さのあるコースを走らせます。

 ペットボトル①ペットボトル②
プログラムの流れについて講師から説明を聞いたら、製作開始!キャップを2個合わせて、均一な長さに切ったビニールテープを巻き、タイヤを4つ作ります。
「テープの長さがバラバラだとタイヤの外周が違ってしまうよ」「車がまっすぐに走らなくなるから気を付けないとね」
 
ペットボトル③ペットボトル④ 
次にタイヤ、タイヤ止め(柔らかいビニールチューブを切ったもの)を入れた軸を圧入治具にセット。握り玉を上から押し込み、軸とタイヤを組み付けます。
「結構、強い力で押さないと組み付けられないよ」「タイヤの穴の直径を軸より小さくしてあるから、押し込むのに圧力が必要なんだね」

ペットボトル⑤ペットボトル⑥ 
タイヤの内側にスペーサー(堅いプラチューブを切ったもの)を入れ、ペットボトルの穴に差し込み、 もう一方のタイヤも治具を使って圧入します。
「軸がぶれないように、まっすぐに組み付けよう」

CIMG9988 ペットボトル⑧
ペットボトルの前面にシールで目をつくったら、コースを試走!自分の車のクセを確認できたら、講師のアドバイスを元に調整、カイゼンします。
「ペットボトルに開いている穴をなめらかにすると、軸が安定するね」「曲がった方向のタイヤにビニールテープを貼り足そう!」
好きなシールを選んで飾り付けをしたら、完成!

 ペットボトル⑩ペットボトル⑨
誰が一番長い距離を走らせることができるか競争です。みんなが見守る中、一人ずつ順番に走らせます。 どの車も調整の成果が出て着実に距離を伸ばし、自己記録を更新!

ペットボトル⑪ペットボトル⑫
最後に、大ホールにて開催されている「アイデアコンテスト作品展示会」(協力:TES トヨタ技術会)を見学。「TESフェスティバル2016」で行われたアイデアコンテストで上位入賞した3台の車の試乗体験や記念撮影を行いました。トヨタ自動車の工場で長年勤務、トヨタ技術会にも所属していた講師とともに、製作スタッフの車両解説も聞き、モノづくりの楽しさをじっくりと学ぶことができましたね!