4月16日(日)に、「雪花絞りをつくろう♪」を開催しました。
講師は、伝統工芸有松・鳴海絞りの製造、卸し、販売をされている(有)こんせいの近藤さんです。

今回は「染め」の原理を学んで鳴海絞りの技法の1つ、雪花絞りの手ぬぐいを染めてみましょう!

雪花絞り① 雪花絞り②
最初に歴史や技法などを学びました。
「絞り染めにはたくさんの技法があるんだね!」「布のしばり方やたたみ方によって違う柄になるんだ。100種類以上もあるなんてスゴイ!」

雪花絞り③ 雪花絞り④
雪花絞りをする前に、自分の手を使って手ぬぐいを絞ったままで染める技法を体験しました。染料はジーンズの染色に使われているインディゴです。
「しっかり握って染料に手を入れて・・・緊張するな」

雪花絞り⑤ 雪花絞り⑥
水洗いをして広げてみると・・・
「面白い!手で握ったところが白い柄になっているよ♪」「水洗いをしてすぐは緑色だったけど、干して空気に触れるとだんだん青色になっていくんだね」

雪花絞り⑦ 雪花絞り⑧
いよいよ雪花絞り体験!紙を使って練習した後、手ぬぐいを4列の屏風たたみにします。端から終わりまで三角形にたたみ、同じく三角形の2枚の板で手ぬぐいをはさみます。輪ゴムで3カ所とめたら準備完了!
「布を糸で絞って染めたことはあるけど、板で締めるのは初めて!」

雪花絞り⑨ 雪花絞り⑩
3種類の柄から自分の好きな柄を選び、染めの作業です。先生に教えられたように染料につけてカウントをした後、染色した手ぬぐいを水槽で広げます。ドキドキの瞬間!
「わぁ~キレイ!雪の結晶がたくさん☆」「同じ種類でも、染料をつける深さと浸み込むスピードを変えると全然違う柄になるんだね」

雪花絞り⑪雪花絞り⑫
鳴海の地に400年以上伝わる絞り染めの技術を楽しく体感できましたね。オリジナルの2本の手ぬぐい、大切に使ってくださいね!