5月20日(土)に、「電池いらずの電動ECOプレーンをつくろう」を開催しました。
講師は、モノづくりのプロを育成する国立の大学校、東海職業能力開発大学校 生産電子システム技術科の方々です。

ECOプレーン①ECOプレーン②
ECOプレーンは“電動だけど、電池いらず”という模型飛行機で、軽く作られた機体に蓄電装置を取り付けたもの。はじめに見本の飛行機が飛ぶ様子をじっくり観察しました。
「わ~、電気を貯めたらあんなに遠くまで飛ばせるんだな☆」
部品の働きやECOプレーンが飛ぶ仕組みについて説明を聞いた後、製作開始!

ECOプレーン③ECOプレーン④
型紙をハサミでていねいに切り取り、機体となる発泡スチロール板の上に置きマジックで周りをなぞります。なぞった線に沿って、きれいに切り取って機体のパーツを作っていきます。

ECOプレーン⑤ECOプレーン⑥
ボンドでつばさと胴体部分を貼り合わせ、モーターマウントを貼り付け、プロペラ、パワーユニットを取り付けて機体が完成!
※パワーユニット・・・黄色のやわらかいプラスチックシートに、モーター、スイッチ、キャパシターが付いているもの。キャパシターは電気を貯めるところで、昔から電子回路で使われている普通のコンデンサーよりもたくさんの電気を貯められ、何度充電しても壊れない優れもの!
「パワーユニットは付ける位置で機体のバランスが変わってしまうよ」「まずはマスキングテープで仮止めして・・・試しに飛ばしてみてから調整するんだね」

ECOプレーン⑦ECOプレーン⑧
 手回し発電機を組み立てます。
「回転がよくなるように大きいギヤと小さいギヤの間にたっぷりグリスをつけて・・・」「パーツはまっすぐはめ込まないといけないね」

ECOプレーン⑩ECOプレーン⑪
飛行機のコネクターに発電機からのコネクターをつないだら、ハンドルを回してキャパシターにチャージ!
「5分ぐらいずっと回し続けたよ~」「疲れた~手動で発電するのは本当に大変!」
発電機のランプが赤く点灯したらチャージ完了。パワーユニットのスイッチON!プロペラが回ったら飛ばしてみます。
「水平に飛んでるぞ♪」「飛ばし方にもコツがあるんだね。そーっと押し出すように投げるといいんだ」

eco差し替えECOプレーン⑭
試験飛行を繰り返した後は、機体にマジックで絵や文字を描いてオリジナルのECOプレーンに仕上げます。最後に先生の合図に合わせて全員で一斉に飛ばしました。
「練習どおりうまく飛ばせたぞ!」「力み過ぎてあまり飛ばなかったな・・・」
飛ばし方を工夫して広くて安全な場所でチャレンジしてみてくださいね。