9月9日(土)に「親子で体感してみよう!燃料電池」を開催しました。
講師は、清須市にある専門学校“トヨタ名古屋自動車大学校”で実際に自動車の構造や整備を教えている先生方です。

今回は、身近な物から燃料電池をつくったりミニカーを走らせるなど、実験をとおして燃料電池の仕組みを学びます。

燃料電池①MIRAIWS
まずは、自動車を取り巻く環境やトヨタのエコカーへの取り組み、水素について学びました。

燃料電池③燃料電池④
実験開始!水素のスプレー缶を使って、匂いをかいだりシャボン玉をつくって飛ばしてみました。
「何も匂わないよ~」「不思議!すうーーっと、天井まであがっていった!」
“無味無臭、地球上でもっとも軽い気体”という水素の特性がよくわかりましたね。

燃料電池⑥燃料電池⑤
続いて、水素をつくる実験!水素ステーション模型、手回し発電機などを使い水を電気分解。水素と酸素に分け、タンクに貯まる様子を観察します。
「水素のほうが酸素よりたくさん貯まっていくよ」

燃料電池⑦燃料電池⑧
3つめは、燃料電池をつくる実験!材料はミョウバン水(電解液)を入れたペットボトル、鉛筆芯、9V電池です。ふたにあけた2つの穴にそれぞれ鉛筆芯を挿し、電極にします。ワニグチクリップで鉛筆芯と9V電池をつなぎ1分程度電気を流すと・・・
「鉛筆芯に小さな泡がついてる!」
9V電池を外し、代わりに電子メロディをつなぐと音楽が聞こえてきました。
「簡単な材料で燃料電池がつくれるなんてビックリ☆」

燃料電池⑫燃料電池⑭
最後は、発電実験!燃料電池を使ってミニ四駆を改造した“ミニMIRAI ”を走らせます。水素を水素ステーション模型のタンクからバルブをとおして“ミニMIRAI ”のタンクに充填すると・・・
「走った!けっこう速いね」「モーターを回せるぐらい発電するんだ。すごい!」
住居模型の明かりを“ミニMIRAI”で点灯させる実験もあり、水素で走る燃料電池車“MIRAI”は災害など停電時には発電機としても活躍することを知りました。
 
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実験の後は、究極のエコカー“MIRAI ”の同乗試乗体験です。ドライバーの運転で外周を約10分走行!
「すごく静かだったよ☆」「加速がとてもスムーズ♪」
併せて自動車館に展示の“MIRAI”を見学。特別にパワーコントロールユニットや水素補充口等を見ながら、トヨタの燃料電池車に用いられている様々な技術について詳しく解説を聞きました。今日は、燃料電池や“MIRAI”の動く仕組みをしっかり理解することができましたね♪