11月18日(日)に、「手織り布でオリジナル☆携帯ケースをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センター等で手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。

手織り工房YUKIホームページ

今回は、卓上の手織り機を使って布を織り、携帯ケースを作ります。

携帯ケース①手織り1
織り方の説明をしっかり聞いて製作開始!最初によこ糸を選び、シャットルに8の字を描くように糸を巻きつけていきます。

携帯ケース③手織り2
織り始めの4段ぐらいは別の糸で捨て織りをします。綜絖(そうこう)を上側にセットし、上下に分かれているたて糸の間にシャットルを通します。
※ 綜絖・・・織機でよこ糸を通すためにたて糸を上下に分ける器具

続けて、綜絖を下側に入れ替えてシャットルを通します。
「面白い♪1段織れたよ」
たて糸が上下に入れ替わり、たて糸とよこ糸を交差させて織るとわかりました。よこ糸を30度の位置に置いてから綜絖を手前に引くと布の幅が狭くならないなど教わり、
「だんだんコツがつかめてきた!キレイに織れるようになったよ」

携帯ケース⑤手織り3
ある程度の長さが織れたら次は違う色の糸に変えていきます。出来上りのイメージを膨らませながら糸選び!
「真ん中はラメ入り糸を使って・・・ちょっと大人っぽくしたいな」
途中、辻澤さんから自分以外の作品も見てみようと提案があり、各テーブルを周り観賞しました。
「選んだ糸の色や素材で全然雰囲気が違う~」「他の子の作品も素敵だね」
手織り5手織り7
全体の長さが 20㎝ほどになったら捨て織りをして、手織り機から布を切り離します。端がほつれないようロックミシンで処理してもらったら、裏表にし手縫いで仕上げます。
「裁縫は習ったことない・・・糸と針、緊張する~」
時々、スタッフに手伝ってもらいながら、なんとか袋状に縫い合わせることができました。

手織り8携帯ケース⓾
表に返してフェルトのモチーフをグルーガンで貼り付けます。最後に、取っ手を付けたら完成!

携帯ケース⑫携帯ケース⑪
「肩掛けできるよう取っ手を長めにしたよ」「かわいい作品ができてよかった!お母さんにプレゼントするんだ♪」
今日は楽しく手織り体験できましたね。是非、繊維機械館の様々な織機も見学してみてください☆