12月16日(日)に、「クリスマスのタペストリーをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センター等で手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。

手織り工房YUKIホームページ

今回は、ミニ手織り機を使ってクリスマスにぴったりなタペストリーを作ります。

クリスマス織り1 クリスマスタペ②
はじめに、モールをツリーの型紙に置き、線に合わせて切ります。

クリスマスタペ③ クリスマスタペ④
次に、織り方の説明を聞きます。シャットルを3本使って織り、そのうち1本はよこ糸用、2本は綜絖(そうこう)の代わりとして使うと教わりました。
※ 綜絖・・・織機でよこ糸を通すためにたて糸を上下に分ける器具

さっそく作業開始!まず、1本めのシャットルによこ糸を巻きつけます。

手織り2クリスマスタペ⑤
2本めのシャットルでたて糸を1本おきにすくい、立てます。
「たて糸が上下に分かれるから、その間によこ糸を通して・・・」「シャットルをねかせて手前に引くと1段織れるんだ」
よこ糸を30度の位置に置いてから引くと布の幅が狭くならないと教わりました。2本めのシャットルをたて糸にセットしたまま、3本めのシャットルで先程と違うたて糸を1本おきにすくいます。同じようにシャットルを立て、たて糸の間によこ糸を通したら2本めのシャットルを外します。これを繰り返して織っていきます。
「だんだんコツがつかめてきた!織り目が揃うようになったよ」

クリスマスタペ⑦ 手織り5
8段織れたらモールを織り込みます。
「たて糸の中心にモールの真ん中を合わせるとキレイなツリーの形になるよ」
よこ糸が通るぎりぎりの位置まで織り、端がほつれないよう処理をしたら飾り付け!

クリスマスタペ⑨手織り4
リボンやボンボン、星のモチーフを手芸用ボンドで布に貼り付けます。いよいよ、最後の仕上げです。今回は辻澤さんから子ども達へ特別に手織り機とシャットルをクリスマスプレゼント!作品を持ち帰ることができるので、手織り機から外さずにそのまま飾れます。壁掛け用のヒモを織り機の上部に取り付けて完成です!

クリスマスタペ⑪ クリスマスタペ⑫
「モールを織り込むだけで柄ができるのは面白かった」「ボンボンの色と位置を工夫してみたよ。さっそく部屋に飾ろう♪」
織り機から作品を外して新しくたて糸を張れば何度でも織りが楽しめます。是非、オリジナル作品を織ってみてください☆