5月11日(土)に、「電池いらずの電動ECOプレーンをつくろう」を開催しました。
講師は、モノづくりのプロを育成する国立の大学校、東海職業能力開発大学校 生産電子情報システム技術科の方々です。

今回は、軽量な電動模型飛行機と発電機を作ります。発電機で作った電気を飛行機の蓄電器にたくわえ、その電気を使って飛行機を飛ばします。

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はじめに、製作手順やECOプレーンが飛ぶ仕組みについて説明を聞いた後、いよいよ製作開始!

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型紙をハサミでていねいに切り取り、機体となる発泡スチロール板の上に置き、定規を使ってマジックで周りをなぞります。なぞった線に沿って切り取り、機体のパーツを作っていきます。
「きれいに効率よく切り取るには型紙をどこに置いたらいいかな?」「つばさが左右対称になるよう丁寧になぞって切り取らないとね!」

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ボンドでつばさと胴体部分を、さらにモーターマウントを貼り付けたら、乾かしている間に手回し発電機を組み立てます。パワーユニット、プロペラを取り付けて機体が完成!
※パワーユニット
黄色のやわらかいプラスチックシートに、モーター、スイッチ、キャパシターが付いているもの。キャパシターは電気を貯めるところで、昔から電子回路で使われている普通のコンデンサーよりもたくさんの電気を貯められ、何度充電しても壊れない優れもの!

「パワーユニットを仮止めしたら、飛ばしてバランスを見るんだね」「調整出来た!しっかり貼り付けよう」

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飛行機のコネクターに発電機からのコネクターをつないで、ハンドルを回しキャパシターにチャージ!
「全力で回しているけど、なかなかチャージできないよ!」「やっと発電機のランプが赤く点灯した!チャージ完了だ♪」
パワーユニットのスイッチをONにし、プロペラが回ったら飛ばしてみます。
「右に曲がっていっちゃった!バランスが悪いのかな?」「上がってすぐに落下しちゃったよ、難しいな」
飛ばし方のコツを教えてもらい、何度も調整!
「まっすぐ押し出すように・・・やった、水平に飛ぶようになったよ☆」

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ECOプレーンが完成したら、機体にマジックで絵や文字を描いてオリジナルに仕上げます。最後に、先生の合図に合わせて全員で一斉に飛ばしました。
「ホールの端まで飛ばせたよ」「自分の力で電気を作るのは大変だったけど面白かった♪」「本当に軽くてエコな機体で驚いた!」
これからもより遠くへ飛ばせるように工夫しながら、安全な場所で周りに気をつけて楽しく遊んでくださいね☆