6月15日(土)に、中高生向けワークショップ「ステンドグラス体験☆ハウス・ランプをつくろう」を開催しました。
講師は、名古屋市名東区でステンドグラス製作とガラス彫刻を手がけているARTGLASS HORIの堀さんです。

今回は、ハンダ付けで組み立てる本格的なステンドグラスの立体作品に挑戦します。

ハウスランプ②ステンドグラス堀先生
はじめに、好きな色・柄のガラスを屋根2枚・扉1枚・ベース6枚、合計9枚選びます。
「たくさんあって迷う~見本の作品を参考にしようかな」「ランプを灯すと印象が変わるね」
じっくりと考えて選んだ後、材料や作業の説明を聞きました。
「ハンダはガラスにつかないから、銅テープを使うんだね」
モニターに映した堀さんの手元をしっかり見て道具の使い方など確認し作業開始!

銅テープ巻く 竹串
ガラスに銅テープを巻きます。
「銅テープの中心にガラスがくるよう丁寧に貼ろう」
縁を竹串で押さえて銅テープをガラスにしっかり密着させペーストを塗ります。

ハウスランプ⑤ ハンダ流す
次は、扉のある面の製作!扉とベース3枚を組み合わせて保護板の上に置き、ハンダで仮留めします。
「ガラスが接しているところにハンダを点で置く感じで・・・」
続いて本留め。ハンダを溶かしながらガラス同士の隙間を埋めしっかり固定します。裏面も同様に埋め完成!残りのベース・屋根の銅テープにハンダでコーティングして、いよいよ組み立て!

組み立て ハウスランプ⑧
面とベース1枚を垂直に立てます。角と角が接するよう直角に合わせ、上下の角にコテを当て仮留め。残りのベース2枚、屋根も同様に組み立て仮留めします。
「ぐらぐらする~位置がずれた」「立体はすごく難しい・・・角が離れた!」「ハンダを足して留めよう」

ハウスランプ⑩かまぼこ
続いて本留め!ハンダ全体にペーストを塗り、ガラス同士の隙間をハンダで埋めていきます。
「ハンダが流れて下に落ちた!」「均等に乗らないよ」
難易度がさらにアップ!ハンダ付けする辺と机が平行になるように作品を持つ、”かまぼこ”の形にハンダが盛り上がった状態がベストと教わりました。
「できた~ふっくら丸みを帯びた状態になったよ」

ハウスランプ⑪ ハウスランプ⑫
最後に、ハンダ部分を腐食液で黒染めし、ワックス拭きして完成♪
「太い棒ハンダを使ったのは初めて。難しかったけどまたやってみたい!」「楽しかった!部屋のどこに飾ろうかな♪」
中に植物を入れるとテラリウムにもなります。大切に使ってくださいね☆