産業技術記念館メールマガジン「赤レンガ通信」
赤レンガ通信 Vol.62
モノづくりのワクワクいっぱい博物館!━━━━━━━━2011/12/23 Vol.62
◇◆産業技術記念館 赤レンガ通信◆◇―☆
(このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。)
【_1_】【館長から】栄生からご挨拶
【_2_】【学芸グループより】マンチェスターから日本へ
【_3_】【イベント情報】「冬休み 発見☆体験ミュージアム」開催!
【_4_】【お知らせ】年末年始の休館日について
【_5_】【お知らせ】冬休み期間中は、小・中学生入場無料!
【_6_】【お知らせ】レストランブリックエイジ X'masランチが好評!
【_7_】【週末ワークショップ】2~3月の予約申込日時について
【_8_】【モノづくりを学ぼう】布は何からできているの?
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【_1_】【館長から】―――――――――――――――――――――――――
栄生からご挨拶
産業技術記念館 館長 布施 直人
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館長退任のご挨拶
数え日となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
産業技術記念館は12月29日から年末休業に入ります。
このため赤レンガ通信は本号が今年の最終号となります。
またご報告ですが、今月末で館長を退任することになりました。
この場をお借りして、ご縁をいただいた大勢の皆様方から頂戴いたしました
様々なご支援、ご指導につき心からの感謝を申し上げます。
有り難うございました。
このため2009年8月21日の赤レンガ通信創刊から今回のVOL.62
まで、2年4ヶ月続きました冒頭のこのコラム、「館長から 栄生からご挨
拶」も今回が最終回となります。
ご愛読有り難うございました。
後任には飯島修が1月に着任いたします。この冒頭コラムも、装い新たに再
出発することになると思います。どうか引き続きましてご愛読のほど、宜し
くお願いいたします。
振り返りますと2008年1月に着任以来、この4年間で100万人以上の
お客様をお迎えいたしました。ご来館いただきました皆様に少しでも何らか
の発見と喜びをご提供できたなら、館長としても嬉しい限りです。
来年2012年はトヨタ自動車創立75周年、豊田喜一郎没後60周年であ
り、2014年には産業技術記念館も開館20周年を迎えます。世界が大き
く変化する中で、当館はモノづくりの力を信じて引き続き「研究と創造の精
神」「モノづくりの大切さ」にこだわり続け、少しでも社会のお役に立てる
存在として精進して行きたいと思います。
引き続きまして、産業技術記念館の活動にご支援、ご理解、またご指導を賜
りますよう、宜しくお願い申し上げます。
なお私は2012年1月からトヨタ自動車広報部(東京)での勤務となりま
すので、重ねまして宜しくお願い申し上げます。
4年間にわたり有り難うございました。
布施直人
【_2_】【学芸グループより】―――――――――――――――――――――
マンチェスターから日本へ
副館長 岩崎 充博
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日本の紡績業がどのように発展したのか、少しだけ触れてみたいと思いま
す。
この発展のきっかけを作ったのは、幕末の名君といわれた薩摩藩島津斉彬
が挙げられます。彼は西洋文明に早くから感化されて、その技術を取り入れ
た工業施設を鹿児島に作ります。また西欧から輸入される綿糸の優秀さに驚
き、将来受ける日本綿業の大打撃を予感して西洋式紡績工場の建設を命じま
す。
もう一方、1877年内国勧業博覧会に日本独自のガラ紡機が展示され最
高賞を受賞するも、渋沢栄一らは規模が小さく企業性が難しい機械だと欠点
を見抜き、輸入した精紡機による大規模紡績工場の構想を打ち立てます。
しかしこれを実現するには紡績技術の習得が急がれます。
そこでロンドン留学中の山辺丈夫に白羽の矢が立ちます。彼はもともと経
済学や保険の勉強をしておりましたが、声が掛かるとロンドン大学を退学
(1879年)して機械紡績を学ぶことになります。
まずキングスカレッジで機械工学を学んだ後、マンチェスターに移り紡績
工場で実習をしようと出かけます。ところが当時の英国は、現在の日本が発
展途上国から人を受け入れて技術指導をするような状況では全くありません
でした。
紡績工として無償で働かせてもらえるよう頼んでもどの工場でも断られて
しまい、最後に相当額の謝礼金を支払うという条件である工場が引き受けて
くれます。ここで原綿から販売まですべての工程を7ヶ月間で学びます。
帰国後、山辺は大阪合同紡績の技師長として雇われ(1883年)、
プラット社のミュール精紡機などを据付けます。イギリス人技師たちは、こ
んな大工場を日本人だけで運営できるはずがないと見込みますが、山辺らは
見事に立ち上げてみせます。
余談ですが、建設した工場内の照明がランプでは火災が心配ということで、
白熱電灯を輸入して点灯すると、珍しい電灯を一目見ようとする見物人で工
場はごった返したそうです。
このあと大阪紡績の成功に触発された起業家達が紡績事業の創設を盛んに
行ない、紡績産業は一気に繁栄していったのです。そして1897年遂に綿
糸の輸出入量が逆転します。因みに綿布の逆転は1909年で、1933年
には100年以上輸出量トップであったイギリスを凌駕します。
産業技術記念館ではガラ紡、ミュール精紡機、リング精紡機など糸づくり
技術の歴史を動態展示でご覧いただけます。
【_3_】【イベント情報】「冬休み 発見☆体験ミュージアム」開催!―――
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開催日:2011年12月27日(火)、28日(水)
2012年 1月 4日(水)、 5日(木)
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(1)風とあそぼう!凧づくり
星型の凧をつくって、みんなで中庭であげよう。
(2)カラフル・タペストリーをつくろう
リボンや毛糸を織りこみ、世界で一つだけのタペストリーを
つくろう。
(3)白黒なのに色が見える?不思議なコマをつくろう
ベンハムの錯視が体験できるブンブンゴマをつくろう。
※参加費無料(但し、当館の入場券は必要です)
※年齢制限はありません。
※全種目とも各一回、先着300名/日まで体験できます。
詳しくはこちら
⇒ http://www.tcmit.org/information/2011/11/post-66.html
◆12月26日(月)、12月29日(木)~1月3日(火)は休館です。
【_4_】【お知らせ】年末年始の休館日について――――――――――――
年末年始は、12月29日(木)~1月3日(火)まで
休館とさせていただきます。
【_5_】【お知らせ】冬休み期間中は、小・中学生入場無料!――――――
冬休み期間の12月23日(金)から1月9日(月)までは、
小・中学生の入場料が無料となります。
【_6_】【お知らせ】レストランブリックエイジ X'masランチが好評!
レストランブリックエイジでは、12月25日(日)までの特別メニュー
として、牛ロースのステーキ、チーズケーキなどがセットになった
“X’masランチ”(1380円)をお楽しみいただけます☆
※毎日限定20食となります。
お手頃価格でちょっぴりクリスマス気分を味わってみてはいかが?
皆様、ぜひお越しください♪
詳しくはこちら
⇒ http://www.tcmit.org/staffblog/2011/12/xmas.html
【_7_】【週末ワークショップ】2~3月の予約申込日時について――――
■■2012年2~3月プログラムの受付期間■■
◇2月開催分 → 受付中 ~ 1月11日(水)まで
◇3月開催分 → 1月25日(水)~ 2月 8日(水)
プログラム詳細はホームページにてご確認ください。
⇒ http://www.tcmit.org/workshop/
★これまでの週末ワークショップレポートはこちら
⇒ http://www.tcmit.org/staffblog/cat8/
【_8_】【モノづくりを学ぼう】―――――――――――――――――Vol.62
●布は何からできているの?
毎日着ているシャツやズボン。
わたしたちの着ている服の布って何からできているのかな?
☆このページでチェックしよう!
⇒ http://www.tcmit.org/kids/fiber01-a.html
☆繊維機械館に行ってみよう!
⇒ http://www.tcmit.org/exhibition/textile.html
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『産業技術記念館 赤レンガ通信』
発行: トヨタテクノミュージアム産業技術記念館
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