7月18日、19日の土曜日曜に「エンジン分解組付教室」を開催しました。
講師はトヨタ自動車(株)OBの方で、エンジン製造、検査を担当しておられたお二人です。
この教室は2000年12月の初開催以来、回を重ねること50回の開催となりましたが、
今でもたいへん人気の高いプログラムです。
今回はエンジン分解の概略を紹介しますので、次回参加を考えている方はぜひ参考にして下さい。
教室は朝9時半よりお昼休憩をはさんで午後3時まで行う長丁場のワークショップです。
時間の制約もあり、先生方がエンジンからあらかじめ数個の部品を取り外した状態からスタート
します。以下は概略で詳細は省略してあります。
①シリンダーヘッドカバーを取り外します。するとカムシャフトがあらわれます。
②カムシャフトにつながるタイミングベルトを外します。
③カムシャフトをシリンダヘッドに固定しているカムキャップのボルトを緩めて外し
カムシャフトを取り外します。
④吸気排気弁機構を備えたシリンダヘッドをシリンダと結合しているボルトを緩めて取り外します。
するとシリンダの筒の中にピストン上面が見えます。
⑤エンジンを反転させて今度はエンジン底のオイルパンなどを取り外します。
⑥次にエンジンを立ててピストンとクランクシャフトをつなぐコンロッドキャップのボルトを緩めて外し
ピストンを取り外します。ここまででエンジン分解の終了です。
⑦この後分解と逆の順序で部品を組付けていきます。あらかじめ外してあった部品も組付けて
エンジンを完成させます。そして自分の手でスタートキーをひねりエンジンがドッ!ドッ!ドッ!と
力強く回るのを体験します。迫力満点のエンジン始動です。
手を出したくてもじっと我慢しているお母さん、ついつい手が出てしまうお父さん、重い
シリンダヘッドを2組の親子そろって持ち上げる様子などは見ている方もうれしくなります。
次回はエンジンを分解組付けするときの要領などを紹介する予定です。
1.分解スタート時のエンジン 2.ヘッドカバーを取るとカムシャフトが現れます

3.カムシャフトキャップの取り外し 4.カムシャフトを取り外すと、吸排気弁が見えます

5.親と一緒にシリンダヘッドの取り外し 6.ピストン上面が見えるシリンダ
7.エンジンを反転させます 8.オイルパンを外した後のエンジンの底

9.エンジンを立ててピストンを抜きます 10.分解し取り外した部品

11.部品を組付けてエンジン完成 12.迫力あるエンジン始動