2009.10.31

10月24日(土)「ホバークラフトをつくろう」体験プログラムを実施しました。

愛知工業大学様のご協力により、送風機からの風圧によって浮上するホバークラフトを

つくる工作実験教室です。

 

始めに、今回の工作に使われている原理の説明を受けました。

まずは、「慣性の法則」。物体は、その運動状態を続けようとする性質があります。

電車に乗っている時、動いていた電車が止まるとよろけたり動いたりしてしまうことが

ありますが、これを慣性といいます。

 

つぎに「摩擦」。物体と地面の間には摩擦があるので、物体を動かすためには大きな力が

必要となります。しかし、ころなどを物体の下に敷くと物体と地面との摩擦が減るので、

小さな力で動かすことが出来ます。今回つくるホバークラフトは風圧で浮いているため、

摩擦が少なく小さな力でも動かすことが出来るのです。


1.原理の説明_s.jpg
原理の説明を受ける子供達

原理が分かったところで、工作開始です。

机に用意された材料を確認し、モーターに白黒それぞれの電池ボックスをつなぎ、

セロテープで絶縁して回路を作ります。

次は土台づくり。プラスティック製の深皿の底に切り込みを入れ、輪にした針金を貼り付けます。

両面テープで下敷きを貼り付けたモーターを深皿に差し込み、皿の裏からそのモーターに

プロペラを取り付けます。別の浅い皿についた切り込みは、内側に折り込んでおきます。


2.回路づくり_s.jpg
モーターに電池ボックスをつなぎ、回路を作る
3.深皿に切り込み_s.jpg
深皿にカッターで切り込みを入れる

4.針金セット_s.jpg
針金を輪にして、深皿に取り付ける
5.プロペラ取り付け_s.jpg
モーターを差込み、プロペラもセットする

ビニール袋の口の開いている方を内側に折り曲げセロテープ止めし、丸い画用紙を使って

真ん中に印をつけてハサミで切り取り穴を開けます。浅い皿のふちに両面テープを貼り付けて

そこに袋を貼り付けていきます。深皿のふちや電池ボックスの裏にも両面テープを貼り付け、

それぞれ浅い皿に貼り付けます。紙コップの口に三角の切込みをいれ、深皿の上のくぼみに

厚手の両面テープで貼り付けたら完成です!


6.ビニール袋の口とめ_s.jpg
ビニール袋を折り込み、セロテープ止めする
7.空気穴づくり_s.jpg
丸い画用紙で印をつけ、ビニール中央を切る

8.ビニール接着_s.jpg
浅い皿に両面テープをつけてビニールを貼る
9.皿同士を組み付け_s.jpg
浅い皿のうえに深皿を貼り付ける

10.紙コップ接着_s.jpg
紙コップをセットして完成!

会場奥に備えられたテーブルで、まず試運転。電池ボックスのスイッチをいれ、ビニール袋の

スカートがふくらんでホバークラフトが動き出すと思わず歓声があがります。

順調に動く子はテーブルに引かれた得点ラインを見ながら、もっと高得点を狙います。

うまくスカートが膨らまずに止まったり、バランスがとれずにあまりすすまない子は、講師に相談

しながらスカートを補強して再トライ。みんな夢中です!


11.試運転_s.jpg
テーブルに乗せて試運転
12.友達と試運転_s.jpg
他のお友達と競争です!

うまく動いた子は、マジックでホバークラフトに色をつけたりイラストやサインを書き込んで

思い思いに改良して何度も運転にトライしていました。

持ち帰ったホバークラフトは、家でもビニール袋を補強したり、新しいのにつけかえたり、

デコレーションしたりして動かしてみてくださいね。

 

次回の愛知工業大学ご協力のワークショップは、11/28開催予定の「防犯電子ブザー」づくりです。

どうぞお楽しみに!