3月20日に「指南車をつくろう」体験プログラムを実施しました。
トヨタ自動車三好工場夢創造館、株式会社ユニ研のご協力により人類で初めて歯車を
利用したと言われる現代のカーナビに相当する「指南車」模型をつくり、併せてからくり人形の
実演を見たり、いろいりなメカ機構の模型を動かしてみて体験する工作教室です。
指南車とは、古代中国(紀元前2600年頃)において常に南の方向を指し示すように
工夫を施して作成された二輪車のことです。正確な指導を意味する「指南」の語源となりました。
部品を確認して台車から組付けを始めます。

車輪に歯車を取り付け、指南車のメカ機構主要部を構成する"歯車&シャフト"を組付けます。

できた3本の"歯車&シャフト"を歯車がそれぞれ噛み合うように台車に組付けます。
ここで車輪も歯車の噛み合いに注意して組付けます。

最後に方向を指し示す”仙人”を取り付けて完成です。車輪が回ると各歯車が一斉に回ります。
指南車を引っぱってぐるぐる回してもてっぺんの仙人は最初に示していた方向を指したままです。

左車輪を手で止めた状態で右車輪を回すと方向を指し示す仙人は一方向にくるくる回ります。
今度は右車輪を止めた状態で左車輪を回すと仙人は先ほどと反対方向にくるくる回ります。
二輪車が右や左に曲がるのに応じて仙人は台車上で曲がる向きを打ち消す方向に回り
結果として二輪車の方向に関係なく常に同じ向きを指し示すことが出来ます。

いろいろな指南車模型を動かしてみました。右下の写真は当館創造工房に展示してある指南車です。
今度来館されたときは実際に動かして指し示す方向が変わらないことを確かめてください。

今回のワークショップは組付け説明図を見ながら主に自分で考えて組付けていきました。講師から
アドバイスをもらって皆すいすいと組付けていくことができました。
今後も、新しい種目をアップできるよう検討していきます。ご期待ください。