4月10日(土)、11日(日)に「身近なもので音楽をつくろう」ワークショップを開催しました。
ペットボトルや空き缶などの日用品、産業技術記念館にある用済みとなった糸巻きの芯、金属加工
コーナーの実演で出来た部品などを持ち寄り「楽器」として活用し、音楽をつくりました。
合計3回ワークショップを実施しましたが、参加した子どもたちの個性や集まった廃材の種類
によって、それぞれその回だけのオリジナルな音楽が生まれました。今回はこの3回のワークショップ
の様子をビデオ編集して、「ミュージック・ビデオ」としてインターネットで公開します。
はじめに講師の尾引浩志さんこと、「ビッキー」の自己紹介です。ビッキーは口で鳴らす「口琴」(こうきん)
という楽器の演奏、高い音と低い音を同時に出す「ホーメイ」という歌唱方法で活躍する音楽家です。
ホーメイ:南シベリア・トゥバ共和国に伝わる倍音唱法。モンゴルのホーミーに類似。
まずは身近なもので音を出してみようということで、風船を使って音を出してみました。

風船を膨らませ、表面をこすったり床を叩いたりしてどんな音が出るかやってみます。風船の口を
こするようにそうっと開くと「ピュー」とか「ケチャケチャ」といった音が出ました。風船の音を使ってどんな
音楽ができるかビッキーも楽しみです。用意してあった糸巻きの芯、ペットボトルも使います。


ビッキーを中心に、これまで発見した音で音楽をつくります。風船をたたいて音を出すチーム、風船の
口を操作して音を出すチームなど各自それぞれ発見した音を受け持ちます。家から持って来たリコーダ
も加わり、ビッキーも民族楽器「イギル」で合奏に参加しました。
イギル:弓で弾く擦弦楽器。モンゴルの馬頭琴の原型といわれる。

撮影本番です。ビデオカメラの前で打合せ通り演奏しました。みんな乗ってるね。

撮影したビデオを見て、どんな演奏だったか振りかえって確認しました。最後にみなさんへのおみやげと
してビッキーがイギルの演奏とホーメイの歌を披露してくれました。しんとした会場内にゆったりとした
お腹の底に響く音と歌声が流れました。

本日のワークショップの映像は、アートによって子どもたちが創造的活動を行う機会を創出している
「NPO法人 子どもとアーティストの出会い」のウエブサイトhttp//www.npo-kad.com/で5月8日に
公開されます。どんなミュージック・ビデオになるか、ご期待ください。
これからも折をみてこのようなアート系ワークショップの開催を検討していきます。