混打綿(こんだめん)工程

混打綿工程は供給する原綿によって7~10種類の機械から構成されています。シングルスカッチャーは混打綿工程の最後にある機械で開綿、混綿、除塵作業を受けてきた原綿がラップに仕上げられます。

展示機は、1956年豊田自動織機製作所製です。開俵機から始まって給綿機と連結された打綿機(シングル・スカッチャー)では、供給されてきた原綿を、回転するビーターやケージで、ごみなどの不純物を取り除いて1枚のラップに仕上げます。厚さが均一なラップをつくるために機械式厚さむら制御機構を備えています。