国産トヨダ大衆完成記念展覧会

1936年9月14日、東京丸の内の東京府商工奨励館でトヨダの新型車の発表会が盛大に開催されました。
乗用車として初めて発表したAA型乗用車を筆頭に、AB型フェートン(オープンカー)、G1型トラックの後継モデルとなるGA型トラック、DA型バスなど15台が展示されました。会場には政府の要人や、自動車に関心のある一般の方々も多数来場し、大いに賑わいました。3日間の開催期間中に会場を訪れた人は2万人を越えるなど、国産自動車への期待と関心の高さが示されました。