10月15日(土)に、「マイコンをつかったシンプルゲームをつくろう」を開催しました。

講師は、ものづくりのプロを育成する国立の大学校、 東海職業能力開発大学校 電子情報技術科の皆さんです。

今回はマイコンを搭載したゲームをつくります。マイコンは炊飯器や冷蔵庫、エアコンなどの身近な家電製品に使われています。 マイコンについてのお話を聞き、ハンダゴテの使い方、注意事項の説明を聞いたら、製作開始!

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LEDを表示してスイッチを操作するための簡単な電子回路を作ります。 ハンダゴテは350℃という高温なので、コテ先は絶対に触ってはいけません。作り方をよく読み、必要な材料をトレーに出したら、基板と糸ハンダ、コテを使ってイメージトレーニング!使い方がわかったところでスイッチON!

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作業の前に目を保護するメガネをかけます。抵抗、ICソケット、LEDマトリックス、スピーカー、タクトスイッチ、電池ボックスの順に取り付けます。コテ先は斜めになっているので、その面を基板のメッキ部分と金属線にあて、3秒待ちます。基板が熱くなったらハンダをあてて溶かし、おおうように広がったら離します。
「ハンダが上手く流れないよ」「糸ハンダを少し斜めに持ち上げると上手に流れるよ!」
コツを掴んだ子ども達は作業スピードもアップしていきます。

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すべてのハンダ付け作業が終わったら、次は先生と一緒にマイコンへのプログラム書き込み作業です。ゲームの始めに表示されるメッセージを20文字以内で考えます。
「自分で考えた文字がゲームに表示されるなんてスゴイね!難しそうだな…」
プログラムを書き込むための装置(ライタ)に自分のマイコンをセットし、それをパソコンに接続します。文字をゲーム機で作動できる形式に変換して、プログラムを書き込みます。マイコンをICソケットに取り付け、電池を電池ボックスに入れたら完成☆
いよいよゲーム開始!たて3cm×よこ2cm程の画面の中で、上からターゲットが降りてきます。一番下のマス目の「照準」に到達するまでにターゲットを消滅させなければなりません。Aボタンは「攻撃」、Bボタンは「横移動」。二つのボタンを使ってターゲットを消していくシンプルなゲームですが・・・
「ステージが上がるとターゲットの数が増えるんだ!」「スピードもどんどん速くなっていくよ~」
なかなか簡単にはクリアできません。子ども達は夢中でゲームをして遊んでいました。

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ハンダ付けやプログラミングなど日頃はなかなかできない貴重な体験ができましたね。これをきっかけに、もっともっと電子回路やコンピューターに興味を持ってくださいね☆

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