9月24日(日)に、「親子とんぼ玉体験」を開催しました。
講師は、愛知県尾張旭市でガラス工芸の制作や体験教室などを開催しているアートグラスマーケットの本多さんと(株)アロマ工房の平山さんです。

今回は好きな色のガラス棒をガスバーナーで溶かして芯棒に巻き取り、とんぼ玉のアクセサリーをつくります。

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はじめに好きな色のガラス棒を2本選びます。ガラス棒と芯棒の持ち方、作り方など説明を聞いた後、製作スタート!

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まずは、小さなとんぼ玉を作る練習です。ガラス棒をガスバーナーの上空の予熱で温め、徐々に炎の中に入れ溶かしていきます。
「ガラスを溶かすのは初めて!キンチョーする!」「溶けてきた!すごい~ガラスの色が変わってトロトロのアメみたい・・・」
芯棒は先端についている離型剤が赤くなるまで焼きます。
※離型剤・・・芯棒からとんぼ玉をスムーズに取り出すために使用される薬剤
「つい力が入ってしまうけど、肩やひじは楽な姿勢でね!」「温度を一定に保たないと、とんぼ玉が割れてしまうよ!」
ガラスが溶けたら芯棒にくっつけて巻き取ります。
「難しいな・・・うまく巻けないよ~」「だんだん巻き取る感覚がわかってきた。上に上に、縦に巻くんだね☆」

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巻き終えたら、1cmだけ引っ張り炎で溶かして巻き切ります。とんぼ玉が赤くなるまで熱し、回転させながら丸くしていきます。
「あれ?なかなかキレイな丸にならない」「とんぼ玉がくずれてきた~水平に回転して調整しないと!」
試行錯誤しながらようやく形が整ってきました。徐々に芯棒を上げ、炎の5cm程上で約7秒ほど保持し余熱で全体を固めます。火から出したら徐冷材の中に入れゆっくり冷まします。

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しっかり練習したら、2色を使い模様を入れ大きなとんぼ玉を作ります。
「水玉模様に挑戦してみよう!」「私はマーブル模様♪」
1cmくらいのとんぼ玉を作ったら、上から更に違う色のガラスを溶かして重ねます。
「回転のコツがつかめたよ!マーブル模様はとんぼ玉を回している内に、模様がどんどん変わるね☆」

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粗熱が取れたら、いよいよとんぼ玉を芯棒から外す作業です。芯棒を水につけ、離型剤を溶かします。芯棒が回らないようにペンチでしっかり押さえ、とんぼ玉を少しずつ回すと・・・
「無事、外すことができた!」「割ってしまわないか心配だったけど、良かった~♪」
とんぼ玉の穴に残った離型剤を綺麗に取ったら完成♪

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最後に、ストラップチェーン、ストラップカラーコード、ネックレス紐などから好きなパーツを2種類選びアクセサリーに仕上げます。
「私はネックレス!お母さんは何にする?」「ストラップは何につけようかな☆」

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ガスバーナーの炎の勢いにドキドキしながら作業を始めましたが、バーナーワークの技法でキラキラ輝くとんぼ玉が沢山出来上がりました☆取扱いに注意して大切にしてくださいね。
“今日一日頑張った自分を褒めてあげてください”という本多さんの一言に、みんなも満足げな笑顔を見せてくれました♪