12月2日(土)に、「はかせとあそぼ!雪の結晶を観察しよう」を開催しました。
講師は、材料工学分野で結晶成長工学を研究されている、名古屋大学 未来社会創造機構モビリティ領域 宇治原研究室の方々です。

今回は、観察キットで氷点下状態をつくり、シャボン膜を凍らせて雪の結晶が成長する様子を観察します。

結晶①結晶②
材料の確認をしたら作業開始!観察キットの製作です。発泡スチロールの箱のフタに円を描き、スチロールカッターで線に沿って切っていきます。
「刃の部分は熱いから気をつけて作業しよう!」「ゆっくり動かすんだね。見て!上手に丸く切り抜けたよ」

結晶⑤-2結晶⑥-2
箱の底の中心に内側からLEDを差し込みます。裏側に出たLEDの足と電池ケースの導線をつなぎます。
「+と-を間違えないようにしっかり確認しよう」「ちゃんとLEDが点いたよ!」
LEDにガーゼをかぶせ、さらに透明フィルムを重ねてテープで留め、保護します。

結晶⑤結晶⑥
黒い画用紙をフタの穴と同じくらいの大きさに丸め円筒にし、LEDにかぶせ固定します。フタをしたら観察キットの完成☆

結晶⑦結晶⑧
カップ3杯分のドライアイスを観察キットに入れます。氷点下になるまで冷えたら部屋を暗くしてさっそく観察!

結晶⑨結晶⑩
輪にした針金をシャボン液に浸して膜を作り、ゆっくりと円筒の中に降ろします。しばらくすると・・・
「シャボン膜に雪の結晶ができてきた!」「すごい!膜が割れないよう静かに待っているとだんだん結晶が大きくなっていく!」「キレイ~LEDに照らされてキラキラしてる☆」
一気に冷えると細かい結晶、ゆっくり冷えると大きな結晶ができ成長することがわかりました。
「シャボン玉も面白い~いろんな方向に結晶が広がっていくよ!」
 
結晶⑪結晶⑫
箱に好きな絵を描いたりテープで飾りオリジナルの観察キットに仕上げたら、最後にみんなで記念撮影♪
「ドライアイスはネット通販や近所の氷やさんで購入できるんだ」「家でもいっぱい観察しよう!」
シャボン液濃度や観察キットの温度が変わると結晶のでき方に違いはあるでしょうか?いろいろ試してみてくださいね♪