1月21日(日)に、「見て知って作って学ぶ!器つくり陶芸ワークショップ」を開催しました。
講師は、ラクガキ教室BANKSYの藤本さんです。

今回は板状にスライスした粘土を型にかぶせ、形をつける「たたら作り」という技法で陶芸体験!5色から好きな釉薬の色を1色選んで、お皿や箸置きを作ります。

_陶芸①_陶芸②
はじめに、粘土(土)からお皿ができるまでの説明を聞きました。粘土の扱い方をじっくり観察したら、腕まくりしていざ!製作開始です。

_陶芸③_陶芸④
まず、手回しろくろ台の型に粘土を乗せます。
「そっと持ち上げて・・・冷た~い!」「少し柔らかいね。折れたりちぎれてしまわないよう慎重に・・・」
型に沿って少しずつ粘土を押さえ、形をつけていきます。
「指の跡がつかないようにしよう!」「手のひらで温めるように台をくるくる回すと、お皿の形になっていくよ☆」
型の側面に竹ぐしをくいこませ、端を押さえながら余分な粘土を取ります。

_陶芸⑤_陶芸⑥
スタンプやビー玉、竹ぐしを使って自由に模様を付けます。
「書き直したい時は、いろいろな方向から指でなじませるように消していくんだね」「強く押しすぎると薄くなって割れやすいから気を付けよう」
粘土が乾燥してきたらひっくり返して型から外します。
「ぴったりくっついている!」「親指の腹を使って、型とお皿の境を離していくと外れやすいよ」
ビニールをかぶせて保管したら、次は箸置きの製作!

_陶芸⑦_陶芸⑧
手こね、型抜きのどちらかを選び、形をつけていきます。
「手でこねると乾燥しやすいんだね」「型抜き、楽しい~♪」「表面に好きな模様を付けよう!」

_陶芸⑨_陶芸⑩
いよいよ仕上げ!お皿と箸置きの縁(ふち)のバリを、かきべらや水で濡らしたなめし革で滑らかにしていきます。
「バリが大きい時はかきべらを使って少しずつ削っていくんだね」「形が変わらないよう横を支えながら・・・滑らかになってきた!」
全体をながめて縁の角がなかったら、完成!

_陶芸⑪_陶芸⑬
最後に、普段つかっている焼き物の食器が、どんな所で、どんな風に作られているのかを学習しました。
「出来上がるまでにたくさんの手間と時間がかかるんだね」
お皿と箸置きは3週間程乾燥させ常滑焼の窯元で焼成した後、自宅に届きます。楽しみに待っていて下さい♪