2月17日(土)に、「真ちゅうのピカピカ☆キーホルダーをつくろう」を開催しました。
講師は、デンソー養技会西尾2分会、豊橋分会、㈱デンソー技研センター、㈱デンソーの皆さんです。

※ デンソー養技会
デンソー工業技術短期大学の工業高校課程、高等専門課程を修了した社員で構成された組織。デンソーモノづくりスクールなどを運営して、モノづくりの楽しさや奥深さを子ども達に体験してもらう機会づくりを行っています。

今回は、真ちゅうを好きな形に加工してピカピカのキーホルダーを作ります。

真ちゅう①-1真ちゅう②
作業手順や注意点を聞いた後、いよいよ製作スタート!まずは、キーホルダーのデザインを決め、材料(真ちゅう板)に油性マジックで形を描きます。鎖の取り付け位置にポンチ打ちをしたら、ドリルで穴を開けてもらいます。

真ちゅう③【差替】バリ取り 
余分な部分を弓のこで切ります。
「形より少し大きめに切り落とすんだね」「弓のこは初めて!まっすぐに押して切るんだ」「けがしないように・・・しっかりバリ取りもしよう!」

真ちゅう⑤真ちゅう⑥
やすりで削り形を整えます。
「はじめはマジックで描いた線の手前まで削るんだ」
仕上げは線に沿って削ります。
「三角形や四角形、いろいろな形のやすりがあるんだね。うまく使い分けよう」「やすりの目がつまると傷がつくんだ!こまめにブラシで掃除しないと」

真ちゅう⑦真ちゅう⑧
テーキンをハンマーで打ち、名前やイニシャルを刻印します。
「まっすぐに打つのは難しいな」「後で磨いた時、消えないように少し強めに打たないと」
最後は、磨き作業!材料を布ペーパーにあててこすり表面や側面を滑らかにしたら、ピカール液をつけ白布で表面を磨きます。
「ビックリ!磨けば磨くほど綺麗になっていくよ☆」

【差替】キーホルダー【差替】集合写真
さぁ、キーホルダーの鎖を付けてもらったら完成です☆
「削るのと磨くのが大変だった!でもとっても楽しかった♪」「いろんな道具が使えて面白かった」「疲れたけど、ピカピカになって大満足!」
今日は、モノづくりに大切な金属加工技術をしっかり学ぶことができました。1月4日よりリニューアルオープンした当館の金属加工コーナーでは、鋳造・鍛造・切削の実演を行っています。是非見学してくださいね!