5月12日(土)に、「電池いらずの電動ECOプレーンをつくろう」を開催しました。
講師は、モノづくりのプロを育成する国立の大学校、東海職業能力開発大学校 生産電子情報システム技術科の方々です。

今回は軽量な電動模型飛行機と発電機を作ります。発電機で作った電気を飛行機の蓄電器にたくわえ、その電気を使って飛行機を飛ばします。

ECO①ECO②
はじめに、見本の飛行機が飛ぶ様子をじっくり観察しました。
「すごい!けっこう遠くまで飛ぶんだ」「面白そう♪早く作りたいな」
製作手順やECOプレーンが飛ぶ仕組みについて説明を聞いた後、いよいよ製作開始!

ECO③ECO④
型紙をハサミでていねいに切り取り、機体となる発泡スチロール板の上に置き、定規を使ってマジックで周りをなぞります。なぞった線に沿って、きれいに切り取って機体のパーツを作っていきます。

ECO⑤ECO⑥
ボンドでつばさと胴体部分を貼り合わせ、モーターマウントを貼り付け、パワーユニット、プロペラを取り付けて機体が完成!
※パワーユニット・・・黄色のやわらかいプラスチックシートに、モーター、スイッチ、キャパシターが付いているもの。キャパシターは電気を貯めるところで、昔から電子回路で使われている普通のコンデンサーよりもたくさんの電気を貯められ、何度充電しても壊れない優れもの!

「胴体は翼の真ん中に垂直に貼ったら、乾くまで触らないようにしよう!」「パワーユニットはまず仮止めして・・・飛ばしてバランスをみてからしっかり取り付けるんだね」

ECO⑦ECO⑧
手回し発電機を組み立てます。飛行機のコネクターに発電機からのコネクターをつないだら、ハンドルを回してキャパシターにチャージ!
「疲れた~手動で発電するのは大変なんだね!」「発電機のランプが赤く点灯したよ!チャージ完了だ♪」
パワーユニットのスイッチをONにし、プロペラが回ったら飛ばしてみます。
「すぐに落下しちゃった!機体のバランスが悪いのかな?」「飛ばし方にコツがあるのかも」
バランスが良い機体はゆっくりとなだらかに降下していくこと、そーっと押し出すように投げると良いことなど教わり、何度も調整!
「だんだん上手く飛ばせるようになったよ」

ECO⑨ECO⑩
ECOプレーンが完成したら、機体にマジックで絵や文字を描いてオリジナルに仕上げます。最後に、先生の合図に合わせて全員で一斉に飛ばしました。
「今までで一番遠くまで飛ばせた!」「自分の力を使って電気を作ってから飛ばす!ECOってことが良くわかった」
モノづくりの楽しさを体験しながらECOについて考えることも出来ましたね。これからも安全に気をつけて、より遠くへ飛ばせるように工夫してみてください☆