9月16日(日)に、「ステンドグラス体験☆ガラスのトレーをつくろう」を開催しました。
講師は、名古屋市名東区でステンドグラス製作とガラス彫刻を手がけているARTGLASS HORIの堀さんと(株)アロマ工房の平山さんです。

今回は、好きなガラスをハンダで組み立て、本格的なステンドグラスのトレーをつくります。

ガラストレー②ガラストレー①
はじめに、トレーの底板のガラス選び!
「黄、青・・・キレイ☆たくさんあって迷う~」「同じ緑でも濃さや表面の模様が違うんだね。出来上がりをイメージして・・・」「眼鏡置きにしたいな。フレームの色が映えるのはどれかな?」
ガラスを机の上に置いて透け感もしっかりチェック!じっくりと考えて納得の一枚を選んだら、作業手順や材料の説明を聞きました。
「ステンドガラスを組み立てる時は棒ハンダを使うんだね」「電子工作のハンダに比べるとすごく太い!」

ガラストレー③ ガラストレー④
作業開始!まずは、底板1枚と枠板4枚のガラスそれぞれに銅テープを巻きます。
「ガラスの周りにぐるっと巻くんだね」「ハンダはガラスにつかないから、銅テープを使うんだ!」「銅テープの中心にガラスがくるようにして、角は直角に貼ると仕上がりがきれいなるよ」
縁を竹串で押さえ、銅テープをガラスにしっかり密着させます。

ガラストレー⑤ ガラストレー⑥
次は、銅テープにフラックスペーストを塗り、ハンダをコーティングしていきます。
「コテの腹の部分を使ってハンダを延ばしながら付けるんだね」「スッと長く延びたよ、面白い!」

ガラストレー⑦ ガラストレー⑧
いよいよ組み立て!2枚の枠板の辺を直角に合わせ、コテで仮留めします。残り2枚も同様に仮留めしたらロの字に配置します。底板を組み合わせ、四角を仮留めします。
「角にハンダを点で置くようにすると位置がずれないね」「角が離れちゃった・・・ハンダを多めに溶かして留めよう」

ガラストレー⑨ ガラストレー⑩
次は、本留め!ハンダ全体にフラックスペーストを塗り、ガラス同士の隙間をハンダで埋め少し盛り上がるように仕上げていきます。
「ハンダが反対側まで流れちゃった・・・コテを当てすぎないようにしないと」「隙間が大きい時はハンダをそのまま乗せて、表面を溶かすようにするときれいに埋まるよ」

ガラストレー⑪ ガラストレー⑫
最後に、ブラックパティーナを塗りハンダ部分を黒くしたら、シリコンスプレーで乾拭きします。
「完成~♪思ったより作業が多くて大変だったけど、楽しかった!」「光が透けてとってもキレイ☆イメージ通り!」「ハンダを広い面積で使ったのは初めて。またやってみたいな」
トレーを玄関やリビングに置くとキラキラと華やかな雰囲気になりますね!さっそくお気に入りのモノを入れて大切に使ってください☆