11月24日(土)、25日(日)に「エンジン分解組付教室」を開催しました。
講師は、清須市にある専門学校“トヨタ名古屋自動車大学校”で実際に自動車の構造や整備を教えている先生方です。

この教室では1990年代のスターレットやカローラⅡなどに搭載されていた4E-FEエンジンを使用します。親子2組で1台のエンジンを分解した後、元通りに組み付け、エンジン始動させるまでを体験します。

エンジン① エンジン②
まずは、ペアになる子ども同士で自己紹介。今日1日、協力して頑張りましょう!

 エンジン③ エンジン④
作業の前に自動車館へ。自動車の実物やモニターの映像を見ながら、自動車やエンジンの仕組みについて学びました。

エンジン⑤ エンジン⑥
会場に戻り分解作業開始!ヘッドカバー、タイミングベルト、ギヤ、カムシャフト、シリンダーヘッドの順に取り外します。各部品の働きや工具の機能・用途・注意点などを教えてもらいました。
「いろいろ組み合わせて使う工具があるんだね」「ソケットレンチ、エクステンションバー、ナットスピンナーハンドル!名前覚えたよ」「ボルトを緩める時は“押す力が7、回す力が3”、引く方向に力を入れて」
部品には“なじみ”があり、外したら必ず元の位置に組み付けることも教わり、
「後で間違えないよう外した順番通りに置いておこう」
整理整頓も心掛け作業を進めます。

エンジン⑦ エンジン⑧
いよいよ、ピストン!1人が上からハンマーでたたき、もう1人が下でしっかり受け止めます。
「あと少し、慎重に・・・」「やった!取れた~」
ここで分解作業は終わりです。協力して取り外したピストンを持って一緒に記念撮影♪

エンジン⑨ エンジン⑩
午後からは組み付け作業!順番や向きに気を付けながら集中して行います。
「ボルトを締める時は、外す時とは逆に中側から少しずつ均等に締めていくんだね」「小さいトルクレンチは“カチッ”っていう音が小さいからよく聞いて・・・」「よし!正しく締め付けられたよ」

エンジン⑪ エンジン⑫
最後の部品を組み付けて先生の最終チェックに合格したら、いよいよエンジン始動!安全のために声掛けするのがルール!
「エンジン始動します!」「は~い!」
ブルッ!ブルルン!会場に大きな音が響きました。
「ネジ1本間違えてもエンジンがかからないと思うとドキドキした」「無事にかかって嬉しかった!またやりたい」「エンジンの仕組みがわかったし、新しい知識が教えてもらえて楽しかった」

1日の疲れも忘れてみんな大満足♪とても貴重な体験ができましたね☆