1月13日(日)に、「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー 燃料電池自動車」を開催しました。

講師は、トヨタ技術会の皆さんです。
※トヨタ技術会
トヨタ自動車(株)に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的として活動しています。

今回は、身近な物から燃料電池を作ったり、水素で走るラジコンカーの操縦などを体験!燃料電池自動車の技術について学びます。

燃料電池自動車① 燃料電池自動車②
はじめに、“なぜ今燃料電池自動車なのか”をみんなで考えます。いろいろな意見を出し合った後、地球環境や水素についての話を聞き、燃料電池自動車は使う時に二酸化炭素を出さない地球にやさしいエコカーだと知りました。

燃料電池自動車④燃料電池自動車③
続いて、燃料電池の原理を学び、実際に模型を使って仕組みを確かめました。
「水の電気分解の逆の反応を利用するんだね」「プロペラが回った!水素と酸素から電気が作れることがよくわかったよ」

燃料電池自動車⑤ 燃料電池自動車⑦
次に、身近なもので燃料電池を作る実験!重曹水が入ったペットボトルに鉛筆の芯2本を挿し込みます。それぞれの芯をワニくちクリップではさみ乾電池とつないで1分ほど待ちます。
「芯にブクブクと小さな泡がついてるよ」
次にオルゴールにつなぐと・・・
「メロディが聞こえた♪ハッピーバースディの曲だ!」「こんなに簡単な材料で燃料電池が作れるんだ。面白いな」

 燃料電池自動車⑧燃料電池1
さらに、トヨタの燃料電池自動車“MIRAI”のクイズや燃料電池自動車の模型を作る体験もしました。
「水素タンク、モーター、スタック・・・たくさんの部品が必要なんだね」「車の中に部品を上手に配置するのって難しい」

燃料電池自動車⑪ 燃料電池自動車⑫
最後は、燃料電池ラジコンカーの操縦!
「けっこうスピードが速いから他の車にぶつからないように・・・」「やった!グループ対抗レースで一番だったよ♪」
今日は、トヨタの燃料電池自動車に使われている技術について楽しく学ぶことができましたね。当館の自動車館に“MIRAI”が展示されています。ぜひ、見学してみてください。