1月12日(土)に「電動ガトリングゴム銃G-OMU」を開催しました。

講師は、愛知工業大学、電気工学専攻の中野先生です。
愛知工業大学では、オープンカレッジ 名古屋キャンパス公開講座を開催しており、中野先生は「少年少女のための講座」でロボット教室や、科学・ものづくり教室の講師もされています。

今回は、モーターと糸を使って輪ゴムを飛ばす、電動輪ゴム銃を作ります。

先生ガトリング②
まずは、先生がデモンストレーション!紙コップの的に向けて電動輪ゴム銃を発射します。
「すごい!30連射できるんだ」「かっこいい!早く作りたい♪」
どうして伸び縮みするのかなどゴムの性質や輪ゴム銃が発射する仕組みを学んだら製作開始!

ガトリング③ガトリング④
材料を確認してから発射機構を作ります。まずは、輪ゴムをかけるための羽作り。あらかじめ内側に3本の線が引いてある厚紙を使います。
「折りやすいよう線をボールペンでなぞるんだね」「しっかり跡がつくよう2、3回なぞっておこう」
真ん中の線で半分に折り、残り2本の線は外側に折ります。6つ同じものを作ったら、爪切りで輪ゴムをかけるための溝をつけます。

羽根ガトリング⑥
羽を両面テープで筒に貼っていきます。
「筒の目印に羽の中心を合わせて・・・6つを均等にきれいに貼ろう!」
キリで筒に糸を通すための穴を1ヶ所あけます。

ガトリング⑦ グリップ
次に、グリップ部分を作ります。
「グルーガン、ギヤボックス、ヨーヨー・・・面白い材料を使うんだね」
ヨーヨーをグルーガンに取り付けたら、電池ボックスとギヤボックスのプラス極同士をつなぎ、テープで固定します。発射機構を固定するための木の棒にギヤボックスのマイナス極の線をアルミテープで巻き、グルーガンに挿し込みます。

ゴム銃試射
発射機構に開けた穴に糸を通し、抜けないように結んだら完成!さっそく試しうちです。
「糸を右回りで巻き付けて・・・輪ゴムを2つ目の溝から順番にかけていくんだね」
電池ボックスのスイッチON!グルーガンのレバーを握ります。筒が回転し糸が外れて輪ゴムが発射されました。

ガトリング⑨ガトリング⑩-2
いよいよ本番!輪ゴムを30個かけます。
「的に狙いを定めて・・・なかなか倒れない!でも楽しい☆」「輪ゴムを掛けるのに時間がかかったけど、30連射あっという間に終わっちゃった!」
製作には時間がかかり大変でしたが、みんな最後まで頑張って完成させることができました。出来上がった時の歓びはひとしおでしたね。決して銃を人に向けないという先生との約束を守って、これからも楽しく遊んでくださいね。