4月7日(日)に、「手織りのペットボトルケースをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センター等で手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。

手織り工房YUKIホームページ

今回は、卓上の手織り機を使って布を織り、ペットボトルケースを作ります。

携帯ケース①携帯ケース②'
織り方の説明をしっかり聞いて製作開始!まずはよこ糸を2、3種類選び、シャットルに8の字を描くように糸を巻きつけていきます。

携帯ケース③携帯ケース④’
織り始めの5段ぐらい捨て織りをして綜絖(そうこう)を上側にセットします。
※ 綜絖・・・織機でよこ糸を通すためにたて糸を上下に分ける器具

上下に分かれているたて糸の間にシャットルを通し、綜絖を下側に入れ替えます。
「1段織れた!」
布はたて糸が上下に入れ替わり、たて糸とよこ糸を交差させて織るとわかりました。
「よこ糸を30度の位置においてから綜絖を引かないと幅が狭くなるから気けよう!」

携帯ケース⑤携帯ケース⑧
ほとんどの子どもが手織り初体験!始めはゆっくりペースでしたが次第に慣れてスピードアップ!どんどん織っていきます。ある程度の長さが織れたら糸を違う色に変えます。
「何段織ったかな・・・出来上がりを考えて、ちゃんと段数を合わせないとね」「織りやすい糸と織りにくい糸があることがわかったよ!」

携帯ケース⑦携帯ケース⑨
途中、辻澤さんから自分以外の作品も見てみようと提案があり、休憩も兼ねて各テーブルを周りました。
「この糸いいな。私も使ってみよう☆」「同じものは1つもないね」
他の子の作品鑑賞を楽しんだ後は再び作業開始!集中して織り進めます。

携帯ケース⑩携帯ケース⑪
全体の長さが30 ㎝ほどになったら手織り機から布を切り離します。片方の端だけ4本ずつ結んで房を作り、好みの長さにカット。フェルトのモチーフをグルーガンで貼り付けます。

手織り携帯ケース⑭
出来上った布を無地のペットボトルケースに巻いてもらい完成!
「すごく大変だったけどかっこいい作品になってよかった!」「大事に使おう♪」
手織り体験の後は、繊維機械館の様々な織機も見学してみてくださいね。