7月21日(日)に、「竹水てっぽうをつくろう」を開催しました。

講師は、デンソー養技会高棚分会、(株)デンソーの皆さんです。
※デンソー養技会・・・デンソー工業技術短期大学校の工業高校課程、高等専門課程を修了した社員で構成された組織。デンソーモノづくりスクールなどの運営を通じて、モノづくりの楽しさや奥深さを子ども達に体験してもらう機会づくりを行っています。

今回は、里山保全のためにデンソーの皆さんが切り出した竹を加工して竹水てっぽうを作ります。

0721竹水①0721竹水②
はじめに、竹選び!あらかじめ外筒と押し棒の組み合わせを考えてセットされた中から好きな竹を選びます。
「外筒は押し棒より太いんだ。どれが持ちやすいかな?」「重さも違うね。なるべく軽いのがいいな」
作業の手順や注意点などを教わり製作開始!

0721竹水③0721竹水④
まずは、外筒をノコギリでカットします。最初は少し長めに、後から持ちやすい長さに調整すると教わりました。
「ノコギリ初めて!難しいな・・・」「引く時に少し力を入れると上手に切れるんだ!コツがつかめてきたぞ」
角のささくれをサンドペーパーで取り除き、節の真ん中にキリで穴(放水口)を開けます。
「節を破らないように、少しずつ穴を開けよう!」「最初は小さな穴にしておいて、水の出方を見ながら後から調整するんだね」

0721竹水⑤0721竹水⑥
続いて、押し棒の加工です。外筒の1.5~2倍の長さに切り、外筒と同じようにささくれをきれいにします。先端の節の前後にキリで穴を開け、布が外れないように竹串を差し込みます。竹串を適度な長さで切ったら、その上から布を巻きタコ糸でしばります。布は水につけると収縮するので、外筒の内側より少し太くなるように巻くと教わり、挑戦!
「布はやわらかく、糸はきつく巻いて」「外筒との間にまだすき間があるな・・・もう少し布を巻こう!」

0721竹水⑦0721竹水⑧
いよいよ試し打ちです。たっぷり水を貯めたプールで注水して発射!
「水が逆流して濡れちゃった!すき間があるのかな?」「あれ、押し棒が入っていかないよ」

0721竹水⑨0721竹水⑩
「どうしたらもっと勢いよく飛ぶようになるのかな?」
布を巻き直したり、穴を拡げたり・・・それぞれ調整方法を考えます。
「竹は大きさや形がみんな違うから、調整方法が違って難しいね」「バズーカみたいにすごい勢いで飛ぶようになったよ☆」
最後にみんなで一斉発射!

0721竹水⑪0721竹水⑫
「竹で水てっぽう作ったのは初めてで楽しかった!」「久しぶりに外で思い切り遊べた!最高~♪」
天気が心配でしたが、雨に降られることなく無事終了!モノづくりの楽しさを体感できましたね。