1月19日(日)に、「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー 空力ボディ」を開催しました。
講師は、トヨタ技術会の皆さんです。
※トヨタ技術会
トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的としています。

今回は、クルマの形と空気の流れについて学び、空気抵抗の少ないクルマ作りに挑戦しました。

0119空力①0119空力②
風洞実験装置で自動車の走行中に空気がどのように流れるかを観察します。
「形によって空気の流れが変わるのがよく分かるね」

0119空力③0119空力④
クルマの作り方の手順やポイントを聞いた後、画用紙を使ってクルマのボディ作り!1回目は、自由に形を考えて作ります。
「どんな形にすればいいかな?自分なりに考えてみよう」「まずは好きな形で・・・ちょっと小さめがいいな」

0119空力⑤0119空力⑥
でき上がったら、さっそく実験装置に入れて計測!
「あれ?思ったより抵抗値が大きい・・・」「風で車がグラグラしてる~バランスが悪いのかな」

0119空力⑦0119空力⑧
2回目の計測に向け、講師がアドバイス!
「急な坂は空気がのぼりにくいんだ!もっとなめらかな形にしないと」「新幹線の形みたいにして、上位を目指すぞ☆」「空気のもれをなくすのも大事!今度はテープをキレイに貼ろう」
抵抗値を減らすにはどうしたら良いかじっくりと考えて、2台目を作ります。

0119空力⑨0119空力⑪-1
「抵抗値が30以上減ったよ!嬉しい♪」「頑張って作ったけど、あまり変わらなかった・・・悔しいな」「やったー!70を切った、トップだ!」
復習のため、もう1度空気抵抗の少ないクルマの空気の流れを観察!
「まだまだ工夫できるところがいっぱいあるね」

0119空力⑩0119空力⑫
最後に、数値の良かった上位3名の表彰式が行われ、賞品が贈られました。
「クルマがどういう形をしていれば抵抗を少なくできるのか、よく分かったよ!」
今日は工作しながら、クルマの形の意味も楽しく学べました。走っているクルマを見たら、形・抵抗値など考えてじっくり観察すると面白いですね!