2月2日(日)に、「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー お魚ロボット」を開催しました。 

講師は、トヨタ技術会の皆さんです。
※トヨタ技術会
トヨタ自動車(株)に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的として活動しています。

今回は、簡単な実験でお魚が水中で推進力を得る仕組みを学び、尾ヒレを振って進むお魚ロボットを作ります!

お魚ロボット① お魚ロボット②
はじめに、いろいろなお魚ロボットの紹介がありました。続いて、実験!魚と水はどちらに進むのか仮説を立てて、魚役・水役に扮した子どもが互いに押し合います。自分がどちらに進むのか体感しながら、魚が水中を進む仕組みや魚と水の作用・反作用について学びました。

お魚ロボット③ お魚ロボット④
製作開始!まずは、ボデー作り。好きな色の頭、体、尾ヒレを選び、ホチキスで留めて立体に組み立てます。
「向きを間違えないように見本をよく見て、しっかり留めよう!」
お魚ロボット⑤お魚ロボット⑥
次に、土台作り。発泡スチロールに電池ボックス、磁石フレーム、コイル付きストローを取り付けます。
「配線は両面テープとアルミはくを使うんだね」「ちょっと難しいな」
わからない時は講師に聞きながらコツコツ作業を進めます。

お魚ロボット⑦ おさかな
土台を横向きに置き、電池を入れて動作チェック!コイルが上下に動くか確認します。
「うまく動かない・・・銅線の向きや位置を調整しないと」「スムーズに動くようになった!」
コイル付きストローの先端に尾ヒレを取り付け、実際に水中で泳がせます。
「よし、ちゃんと前に進むぞ!」
尾ヒレは電磁石の原理を利用して動かしていると教わりました。最終確認!尾ヒレの位置や配線のクセ、他の部品にぶつかっていないかなど、水中でのバランスや浮力をしっかり調整します。

お魚ロボット⑨ お魚ロボット⑩
シールやマスキングテープ、カラーペンでデコレーションしたボデーを土台にかぶせ、両面テープで留めたら完成!再び水中で泳がせます。
「やったー!結構速いよ☆」「本物の魚みたいな動きだね♪」

車の実験 お魚ロボット⑫
最後に、自動車も作用・反作用の法則を利用して前に進んでいると教わり、実験で確かめました。
「船や飛行機も同じ仕組みを利用しているんだね」「楽しかった!材料がみんな手作りで、こんなにかっこいいものができるなんてすごい!」
作用・反作用の仕組みは、身の回りの製品に多く利用されています、他にどんなものがあるか探してみてください!