お知らせ
水平式日時計をつくろう
ワークショップ
2019.5.18
5月18日(土)に、「水平式日時計をつくろう」を開催しました。
講師は、NPO法人 テクノプロスの方々です。
※テクノプロス・・・トヨタグループの研究者集団である(株)豊田中央研究所のOBを中核とする技術支援チーム
今回は、太陽の動きをもとに棒の影の位置で時刻と暦の月を読み取れる日時計を作ります。


「太陽の位置を変えたら季節が変わって影の長さや位置が変わるんだ。わかりやすいね」


「目盛のタテ軸で暦の月、ヨコ軸で時刻が分かるんだね」
あらかじめ目盛フィルムの11:52頃にあけた穴にノーモンを挿し込みます。
※ノーモン・・・影の動きを観察するための棒。暦の月を読み取るためのビーズが取り付けてある。
三角材を使ってビーズを正しい位置に固定します。
「ビーズがタテ軸の中心をさすように・・・」
基板の側面に時刻補正フィルムを貼り、回転台(自転・公転台)を作って日時計の完成!


「ノーモンとビーズの影から月と時刻を読むんだね」「5月20日頃・・・12時・・・だいたい合ってる!」
日時計の特性として誤差が生じること、正しい時刻は月毎に均時差を補正すると学びました。
※均時差・・・天球上を一定の速度で動くと考えた仮想の太陽と、実際の太陽との歩みの差。地球が楕円軌道を描いて太陽の周りを回っていること、地軸が傾いていることが原因で生じる。
残念ながら午後は曇り・・・会場内でライトを太陽に見立て、回転台に日時計をのせて四季折々の時刻と暦の月を読む体験をしました。


「太陽と地球の大きさがあまりも違ってびっくりした!」「ちょっと難しかったけど面白い話もたくさんあったよ」

