館長コラム
2026年6月の館長コラム
2026年6月1日
「梅雨入り」と「梅雨明け」
トヨタ産業技術記念館 館長の大洞和彦です。
6月になりました。時期としては梅雨(つゆ)と彩り鮮やかな紫陽花(あじさい)がすぐに思い浮かびますが、そもそも梅雨の「入り」と「明け」は、どのように決まるのでしょうか。
気象庁によれば、梅雨とは「晩春から夏にかけて、雨・曇りが多くなる現象または期間」と定義されています。現象としては、日本の北側に張り出した冷湿なオホーツク海高気圧と、南側の暖湿な太平洋高気圧の勢力が拮抗することで梅雨(ばいう)前線が停滞し、数週間規模で降雨が続きます。これが梅雨です。
梅雨の期間をどう決めるかについては、明確な数値基準はないようです。日照時間と降水の継続性を勘案し、曇雨が増えて日照が減る期間の開始を「梅雨入り」とし、地方ごとに発表されます。ただ梅雨入りや梅雨明けの時期には平均5日間程度の移り変わりの期間があることから、ある1日を特定することは難しいとされています。一般に「〇日頃」と発表されるのはそのためです。
当館では毎年この時期に「開館日(6月11日)を記念するイベント」を開催することから、梅雨入りには殊の外ナーバスです(2026年は6月6-7日に開催)。日本気象協会によると、今年の梅雨入りは平年より遅く、東海地方では6月中旬の予想です。早まらないように祈るとしましょう。
参考資料:気象庁ウェブサイト https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq33.html

梅雨を彩る紫陽花(あじさい)
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