6月21日(土)に、ワークショップ「カラフルな人工イクラを作ろう!」を開催しました。
講師は、県内の科学館やいろいろな施設でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校で講師もされています。

今回は、化学反応の実験!人工イクラ作りに挑戦します。

 

人工イクラってどうやって作るの? 化学反応について先生から詳しく学びました。
自分たちでも作ることができることが分かったところで、実際に製作開始。
はじめに、アルギン酸ナトリウム水溶液(昆布とわかめと同じ成分)を紙コップに移し、塩化カルシウム水溶液をビーカーに入れたら準備完了。
まずは無色透明の人工イクラに挑戦します!
「ストローでアルギン酸ナトリウム水溶液をすくって一滴ずつビーカーの中に落とせばいいんだね!」
「あれ?よく見ないとイクラが見つからないよ。」
子どもたちは一滴ずつ楽しそうに作業を行っていました。

いよいよ、食紅や絵具などで着色した水溶液を使ってカラフルな人工イクラに挑戦します。
「何色がいいかな?海をテーマに作ってみよう」
「少し上からゆっくり落とすとキレイな人工イクラが作れるよ!」
「2色混ぜて作ると予想外の色で作れて面白い♪」

先生から上手く人工イクラを作るコツを聞きながら、子どもたちは丁寧に取り組んでいました。

  

出来上がった人工イクラをざるで水切りをしたら、専用の容器に移し替えて持ち帰ります。
「すごい!本当に本物そっくりに出来上がったよ!」
「はじめて人工イクラを作ったので、楽しかったです」
「楽しく学べたから、今年の自由研究にもう一度挑戦します♪」
最後に先生の周りに集まり、「物が浮かぶ条件」をショー形式で楽しく学びました。

人工イクラ作りは、実験と工作が一緒に楽しむことができる理科の魅力がギュッとつまったプログラムです。
夏休みにはサイエンスショーのワークショップを開催します! みなさま、お楽しみに☆