4月15日(土)に、図書室で体験教室「連鶴をおろう!」を開催しました。

講師は、愛知製鋼株式会社OBの 角 信雄 先生です。2003年頃から独学で連鶴の勉強を始め、常滑市や知多市でグループ展を開催し、

その後、名古屋市で体験教室を開催するように。また、名古屋市の電気文化会館で個展を開催し、東京都美術館の公募展に出品、

そして、テレビで紹介されたりと、20年に渡りご活躍されています。

 

連鶴は、江戸時代に考案されたと言われています。その特徴は、羽に折り目がないこと。

無駄な線の無い鶴には、洗練された美しさがあります。

連鶴で作られた小道具によって、武者飾りの勇壮さが引立ちます。

 

 

 

まず最初は、基本となる1羽の鶴の折り方から学びます。

江戸時代から伝わる折り方のもう一つの特徴。それは無駄のない効率的な折り方であることです。

 

先生のお話通りに進めると、手早く簡単に形が出来上がっていきます。

折り順の理由を知って、大人の参加者からは「ほぉ~、なるほど!」の声も(^^♪

 

    

基本ができたら、2色の異なった色の連鶴、妹背山・異色に挑戦です。

基本の折り方をしっかり守って折り進めると…。

色違いの2羽の姿が現れて、妹背山・異色が完成しました❣

 

 

休憩をはさんで、妹背山・同色を学びます!

異色と違って、折る手順が多くなります。

全体を確認しながら、次はどこを折るのか、見失わないように進めます。

 

 

さあ、今日の作品すべてが完成です❣

すっきりと美しい連鶴が出来上がりました🎵

 

「思っていたより難しくなくて、自分で折れたのが嬉しかった」

「初めて知る折り方で興味深かった」

と、一般的な鶴とは一味違う折り方に、

新鮮な喜びを得てくださった参加者の皆さま。

小学校低学年のお子様も

「むずかしくてたのしかった」

と、少し背伸びした挑戦を楽しんで頂けたようです。

 

ご家庭でも、何度も繰り返し復習してみてください。

コツを覚えると、違う連鶴もできるようになりますよ!

 

次回の図書室イベントは「折花」🌼

5月20日(土)に開催予定です。