5月17日(土)に、図書室で体験教室「連鶴をおろう!」を開催しました。

 

講師は、愛知製鋼株式会社OBの 角(すみ) 信雄 先生です。

先生は、2003年頃から独学で連鶴の勉強を始め、常滑市や知多市でグループ展を開催し、

その後、名古屋市で体験教室を開催するようになりました。

また、名古屋市電気文化会館での個展開催、東京都美術館の公募展への出品、

活動の様子をテレビで紹介されたりと、20年以上ご活躍されています。

 

「連鶴」が考案されたのは江戸時代とされています。

その頃の鶴の折り方は、いまの折り方とは少し違うところがあります。

その違いは、羽の折り線。

江戸時代の鶴には羽の中央に折り線がありません。

そのため、無駄な線のない洗練された美しい鶴ができあがります。

折る回数が1回少ないということは、千羽鶴を折るなら1000回少なくてすみますね(^^♪

まずは、この羽に折り線のない基本となる折り方を1羽の鶴で学びます。

 

  

 

折り方の違いを確認できたら、いよいよ2羽が連なった連鶴「妹背山」に挑戦です!

正方形2枚分の長方形の紙を半分に折って、1枚の正方形にして折り進めると…

おひなさまにも見立てられる、1羽ずつ色が異なる二羽の鶴が並んだ「妹背山・異色」が完成。

 

    

 

続けて、2羽同じ色に仕上げる「妹背山・同色」にも挑戦。

紙も小さくなり、難易度もUP。

途中どこを折っているのか見失いがちですが、先生にコツを教わって、みごとに完成です。

 

  

 

 

  

 

「何十年ぶりの折り紙すごく楽しめました。」

「奥が深い。1から教えていただけたので折れましたが一人では同じように折れない気がします。」

「ほかの連鶴も折ってみたい」

などのお声をいただきました。

 

上手に折れるようになると、違う連鶴にも挑戦したくなりますね。

ご家族やお友達へプレゼントすると、きっと驚かれますよ♪

 

次回の図書室体験教室は、

9月20日(土)に「折花」を開催予定です。

ぜひご参加ください!