1月11日(日)に、「科学のビックリ箱!なぜなにレクチャー もけいひこうき」を開催しました。

講師は、トヨタ技術会の皆さんです。
※トヨタ技術会・・・トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的としています。

 はじめに、飛行機が飛ぶ原理の解説と簡単な実験を行いました。講師が会場高く飛ばした、模型飛行機を見て、子ども達から歓声が上がります。


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仕組みを理解したら、さっそく製作開始です!最初に、木の胴体にプロペラと車輪を取付けます。


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次に、飛行機に浮力を与える役割をする主翼を取付けます。主翼の真ん中に胴体がくるように取付けたら、飛ばした時にはずれないよう固定します。


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さらに飛行機が水平に飛ぶように機体を支える水平尾翼と、飛行機がまっすぐ進むための垂直尾翼を取付けます。実際に自分で取り付けていくことで、飛行機の仕組みについて理解が深まった様子。
最後に、飛行機に動力を与えるゴムを取付けたら、ゴム動力飛行機の完成です。


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早速、飛ばしてみましょう!
あっという間に落下してしまったり、すぐに旋回して壁にぶつかってしまう機体が・・・。どうすれば滞空時間が長くなるのか、翼を曲げてみたり、ゴムの巻きを増やしたり自分なりに考え工夫します。
講師もどうしたらうまく飛ぶかアドバイスします。力任せに投げるのではなく、手首をまっすぐ斜め前に、スウーーッと滑らかに押し出すと長く飛ばせるそうです。


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飛ばすコツをつかんだら、いよいよ滞空時間コンテスト!
一人ずつ順番に飛ばして、滞空時間(飛んでいる時間)を競争します。チャンスは一人2回。計測係がストップウォッチを持って、滞空時間を計ります。
「うまく飛ばせるかなあ~」プロペラを回してゴムの力を溜めながら、みんなドキドキして順番を待ちます。1回目に上手に飛ばせなかった子は、先生にアドバイスを受けながら、2回目に挑戦。今度こそ、長く飛ばせますように!


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みんなが飛ばし終えたら、お待ちかねの発表の時間です。上位3人には、講師から素敵な賞品が贈呈されました。優勝者は12秒を越える好タイム! 

飛ばし方を工夫すれば、まだまだ滞空時間は伸びるそうです。ぜひ、お父さんお母さんと一緒に広い場所でチャレンジして下さいね。


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