10月25日(日)に、「ぐらぐらブーー!地震感知器をつくろう」を開催しました。
講師は、愛知工業大学 電気工学専攻の中野寛之先生です。愛知工業大学では、オープンカレッジ 名古屋キャンパス公開講座を開催しており、中野先生は「少年少女のための講座」でロボット教室や、科学・ものづくり教室の講師もされています。
今回は、地震による地面の揺れを感じ取ってLEDが光り、警報ブザーをならす地震感知器を作ります。

地震探知器回路図の説明を聞き、電気の流れや仕組みを理解した後、製作開始!プロが試作用に使うというブレッドボードでハンダを使わない回路に挑戦しました。

地震感知器1地震探知機全景

ブレッドボードの決められた位置にサイリスタ、抵抗といった部品を差し込んできます。小さなネジに配線を巻きつけたりと大変な作業はありますが、説明書をしっかり確認しながらコツコツ進めていきます。

地震感知器貼り付け地震感知器配線

完成したら、回路が間違っていないか隣の子とお互いにチェック!
「赤の同線、青の同線・・・大丈夫、合ってる!」「はじめて聞く部品ばかりで難しかったけど、正しく回路が作れてよかった」
途中、ビー玉と紙皿を使って簡単な免震装置を作りました。ビー玉が揺れを吸収する免震の仕組みを楽しく体験できましたね。

地震感知器4地震感知器実験

最後に、振動をあたえて、ブザーとLEDランプが鳴ったり光ったりするか確かめてみました。スイッチオン!机をぐらぐらと揺らしてみます。
「ブーーーーッ!!」
あちこちから警報ブザーが鳴ると同時にLEDがチカチカ点灯しました。
「弱い揺れも感知できるのかな?」「揺れの強さも測れる装置を作りたいな」
これから色々と自分で調べて工夫し、オリジナルの回路が作れると楽しいですね☆

地震探知機作品地震感知器点灯