2/6(土)に週末ワークショップ「リニアモーターをつくろう」を開催しました。
講師は、アイシン精機株式会社で企業市民活動を行っている、さわやかふれあいセンターとアイシン技能士会の皆さんです。

今回は、電気と磁石の原理を学び、電磁石の仕組みで走る「リニアモーター」を作ります。
まずイメージをつかむため、模型のレールを使いリニアモーターを走らせてみました。じっくり観察した後、製作開始!

リニアモーター1リニアモーター2

発泡スチロールと磁石を使ってレールを作っていきます。
「磁石のN極を上にして・・・1個でも間違えると動かなくなるから気をつけよう」
走行体は、ストローにアルミテープを転がしながら巻きつけて作ります。
「アルミが破れないように注意して、きれいに巻かないといけないな」
最後に電池ボックスに乾電池をセット。端のアルミテープを洗濯ばさみでしっかり挟んでスイッチを入れて走行体を乗せるとコロコロ勢いよく転がりました!

リニアモーター3リニアモーター4
リニアモーター5リニアモーター6

完成後、4つの実験を行いました。
「逆向きに走らせるには磁石を裏返してS極を上にするといいんだね」
「もっと速く走らせるには電池を直列でつなげるといいよ」
同じテーブルの友達といろいろ試すうちにどんどんアイデアが出てきます。

CIMG6568リニアモーター⑥

走行体にかわいい飾りをつけると動きはどうなるでしょうか。
「思ったとおり!重くなってスピードが落ちたよ」
車なら、“燃費が悪くなる”ということ。製品開発の現場では、デザイン性と軽量化の両立を図りながら、燃費を良くするための努力が常になされています。
子ども達は、実験をとおしてリニアモーターの仕組みだけでなく、モノづくりに大切なことは何か学ぶことができました。これからも新しい技術やモノづくりに興味をもってくださいね。

リニアモーター9