2月19日(日)に、「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー ホバークラフト」を開催しました。
講師は、トヨタ技術会の皆さんです。
※トヨタ技術会
トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的としています。

今回は、ホバークラフトの浮上の原理を学んだ後、モーターで動くオリジナルの模型を作り、走行テストを行います!

ホバークラフト①ホバークラフト②
最初に、浮上して走行する水陸両用の乗り物、ホバークラフトが実際に動いている映像を鑑賞しました。

ホバークラフトスカートホバークラフト④
次に、真ん中に穴の開いた下敷きを滑らせる実験を観察。風船を付けて下敷きの下に空気を送り込むと、下敷きは一瞬滑りますがすぐに停止。今度は空気を逃がさないよう下敷きの下にスカート(ビニール袋)を付けると・・・
「浮き上がった!」「スロープの下まで滑っていくよ」「スカートにしっかり空気をためるのが大事なんだね」
続いて大型模型でその仕組みを体感!台に子ども達が3人乗り、掃除機のスイッチを入れてスカートに空気を送り込むと・・・見事、浮き上がりました!
「すごい!こんなに重い物でも簡単に持ち上げることができるんだね!」

ホバークラフト⑥ホバークラフト⑦
いよいよオリジナルの模型を作っていきます。まずはボードにスカートを取り付けます。
「すき間なくしっかり留めて空気が抜けないようにしないと・・・」

ホバークラフト⑧ホバークラフト⑩
ボードに尾翼を差し込んで、モーターと電池ボックスの配線を行い、電池ボックスを貼り付けます。最後にモーターにプロペラを取り付け、プロペラを覆う透明なカバーを付けたら完成です。
「バランスをよくするには、電池ボックスの位置に気をつけて・・・うまく走るといいな」

ホバークラフト⑫ホバークラフト⑬
さあ、実際に走らせてみましょう!
「速い、速い!」
歓声が上がります。
「どうしたらまっすぐ走るのかな?」
先生に教わりながら微調整を加えていく子ども達。楽しみながらホバークラフトの仕組みを理解するこができ、みんな大満足でしたね♪