お知らせ
金属を溶かして“いもの”をつくろう
ワークショップ
2017.3.11
3月11日(土)に、「金属を溶かして“いもの”をつくろう」を開催しました。
講師は、新東工業㈱豊川製作所の皆さんです。
※新東工業株式会社
トヨタグループの創始者である豊田佐吉を助け、鋳造(ちゅうぞう)職人として働いていた久保田長太郎が久保田鋳造所を発足し、その後、久保田製作所、新東工業㈱へと発展。現在は世界トップレベルの鋳造設備メーカーとして、日本のモノづくりを支えています。
今回は、豊川市のゆるキャラ“いなりん”をかたどった鋳物(いもの)を作ります。




「両手の指先に体重をかけて・・・木枠が浮いて砂が入らないよう気をつけないとね」
砂を型からあふれるまで詰めたら、かき棒で木枠の高さに合わせて平らに整えます。


「しっかり押し固めたからきれいに形ができ上がったよ!」
親子で作った上下の型をずれないように合わせたら、砂型が完成です。


「いなりんが出てきた♪」「金属を溶かしたり、固めたりするのは初めて見たよ!面白いね」
砂を落として余分な部分を切り落とし、バリ取りをしてもらいます。


仕上げに紙やすりをかけたら作業完了!普段はできない貴重な体験ができましたね。
会場(創造工房)のG型自動織機加工機コーナーには、久保田長太郎が自動織機量産のために製造した国産初の鋳型造型機が展示されています。また、特別展示室にて開催の特別展「研究と創造の生涯 佐吉の志と、それを支えた人々」でも久保田長太郎について紹介していますので、是非、見学してくださいね☆