お知らせ
科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー からくり自動車
ワークショップ
2018.1.14
1月14日(日)に「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー からくり自動車」を開催しました。
講師は、トヨタ技術会の皆さんです。
※ トヨタ技術会
トヨタ自動車(株)に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的として活動しています。
今回は、「からくり」の原理を利用して、くねくねと不思議な動きをしながら走る自動車を作ります。
江戸時代のからくり人形を再現した「ミニ茶運び人形」と現代の人型ロボット「マノイ」の動きをじっくり観察した後、製作開始! はさみやニッパーなど道具の正しい使い方を学んだ後、さっそくニッパーを使って、プラスチック材料から必要な部品を切り離します。次に、プラスチック段ボールにプレートを重ねてサインペンで線を書き、はさみで切って車台を作ります。「バリが残らないようにニッパーでギリギリの所を切らないと・・・」「はさみは大きく開いて中心に近いところで切ると切りやすいね」 全てのパーツが揃ったら、ワッシャー、ネジ、ナットなど、細かい部品を使って組み立てていきます。
「作業台の上は整理整頓しておくと作業がスムーズに進むね」
前輪・後輪、モーター台を組み立て、車体に取り付けたら、アルミ台の組み立て。プーリーとシャフトにつけた接着剤はしっかり乾かします。 接着剤が乾く間にスイッチを組み立てます。
「けっこう難しいな。順番と向きを間違えないように慎重に・・・」
電池ボックスやからくり台の組み立て、モーター台と後輪の連結・・・集中して作業を進めます。配線をつないで、スイッチボックスと電池ボックスを車体に取り付けます。さらに、からくり台と前輪をクランクで連結したら、動作確認!
「くねくね動くよ~面白い動きだね」
最後に「TOYOTA」シールを貼り付けたら、からくり自動車の完成♪ いよいよエントランスロビーで試走会!まずは、見本のからくり自動車の動きをしっかり観察。前輪に取り付けたクランクの『さしこむ位置』で基本となるタイヤの向きが変わる、とわかりました。どの位置にさしこめば、どのような動きをするのか、子ども達自身で考えながら何度も試走します。
「右回りで戻って来たり、まっすぐ進んだり、左回りにもなるんだね」「どこにさしこんだかペンで印を付けておこう!」