お知らせ
科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー 衝突安全ボディ
ワークショップ
2019.2.3
2月3日(日)に、「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー 衝突安全ボディ」を開催しました。講師は、トヨタ技術会の皆さんです。
※ トヨタ技術会
トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的としています。
今回は、衝撃を吸収するクラッシュボックスを紙で作りクルマの模型に装着!衝突実験を行い、クルマが衝突した時の衝撃をいかに吸収するかを学びます。また、衝突時に発生したG(衝撃力の値)を計測し、衝撃の少なさを競うコンテストを行います。


「良かった~卵、無事だった」「クッション付けると全然違うね」
続いて、クッションを付けると衝撃がどのくらい少なくなるのかを予想してから、同じ実験を加速度計で測ります。値は1/10に減少することがわかりました。実際に1人ずつクッションを付けない状態で衝突実験を行い、衝撃のすごさを体感できたら製作開始!


「厚さは6種類あるんだ。できるだけ厚い紙がいいかな」「四角柱とジャバラの組み合わせはどうだろう?あの衝撃を吸収できるかなぁ」「一から考えて作るのって難しいけど楽しい!」


「92G・・・思ったより衝撃が強かったな。柱をつけた方がいいかも」 「数値が低い子はどんな工夫をしているのかな?形を見てみよう」
計測後、ホワイトボードに貼られたみんなのクラッシュボックスをじっくり観察。スタッフのアドバイスも参考にしながら、再び製作開始!


1回目の形を改善する子もいれば、まったく新しい考え方で作り直す子も・・・。いよいよ、2回目の実験です。
「よし、9.4G!うまくつぶれたぞ」「ゆっくりつぶれると衝撃が吸収されるんだね」「2.6G!すごくいい数値が出たから満足!」

