お知らせ
はかせとあそぼ!体感!くだものエネルギー
ワークショップ
2019.9.28
9月28日(土)に、「はかせとあそぼ!体感!くだものエネルギー」を開催しました。
講師は、名古屋大学 未来社会創造機構モビリティ社会研究所の一木先生です。
※名古屋大学 未来社会創造機構モビリティ社会研究所・・・名古屋大学の博士が連携(協力)し、新しいエコなモビリティ・移動体(自動車や飛行機、自転車、セグウェイなど)の研究を行うグループ。
今回は、果物や野菜など身近な材料を使って電池を作ります。実験を通して電池の仕組みを楽しく学びましょう!


「“チコちゃん”の番組で聞いたことある!」「乾電池を日本人が発明したなんてスゴイね」
少し難しい話もありましたが電池に興味が持てたところで実験開始!


「レモンに銅板と亜鉛版をさすんだね」「+極とマイナス極を間違えないようワニくちクリップではさんで・・・」「すごい、0.95V!電池ができたよ」
レモンに含まれるクエン酸がボルタ電池の希硫酸の代わりになると教わりました。続いて、電子オルゴール、LEDをそれぞれつないでみます。
「オルゴールはかすかに聞こえるけど、LEDは光らないね」


「直列つなぎは1.8V!倍くらいになった」「並列つなぎは0.9V・・・ほとんど同じだね」
並列つなぎだと電圧はレモン1個の時と変わらないため、電池は長持ちすると教わりました。電子オルゴール、LEDをつないでみます。
「直列にするとオルゴールがはっきり聞こえる!曲名も分かったよ♪」「LEDも光った☆」「電池がパワーアップしたね」


「牛乳、リンゴ、ケチャップ・・・1番電圧が高いのはどれかな」「コーラとキウイは1Vを超えた~」


「なるべくたくさんつなげよう」「コーラと豆乳を混ぜたらどうかな」「あれ?つなぎ方、合ってる?しっかり確認しないと」
最後に発表!
「27.8V!やった最高電圧だ☆」「頑張ってつないだけど予想と外れた~もっと電圧が高くなると思った」
たくさんつないで電流を流すと材料の内部抵抗の影響で電圧が下がる(電気抵抗が生じる)と教わりました。今日は銅板と亜鉛板を使いましたが、他の板ではどうなるか?などいろいろと試すと面白いですね。もっと最強な電池を作ることができるか、是非チャレンジしてみてください!