11/2(土)に、「リニアモーターをつくろう」を開催しました。講師は、アイシングループの皆さんです。今回は、電気と磁石の原理を学び、電磁石の仕組みで動くリニアモーターを作ります。

リニアモーター①リニアモーター②
はじめに、リニアモーターとは何か、仕組みや速さなど学びました。
「100mを0秒60で走るなんてスゴすぎる!!」「“電磁石”って初めて聞いた・・・ちょっと難しいな」
磁石と磁界、電気と磁界の関係や右ネジの法則など電磁石についてもわかりやすく説明を受け、模型のレールを使ったデモ走行を観察!リニアモーターの原理をしっかり理解できたところで、製作開始!

磁石貼るUPリニアモーター④
まずは、磁石の向きを調べN極面にサインペンで印をつけます。土台の発泡スチロールにレール、磁石を貼ります。
「N極面を上にして、レールに沿って隙間なく・・・」「磁力が強いから間を詰めて置くのに力がいるよ」
磁石を挟むように反対側にもレールを貼り、さらに1段重ねます。
「アルミテープをレールに貼るんだね」「しわにならないよう少しずつ貼ろう」

リニアモーター⑤リニアモーター⑥
ストローにアルミテープを転がしながら巻きつけ、走行体を作ります。電池ボックスに乾電池をセット。アルミテープの端とリード線を洗濯ばさみで挟み、レールの上に走行体を置いてスイッチオン!
「あれ、うまく走らないな」
なるべくレールを平らに、走行体の形もきれいな円柱に整えると摩擦抵抗が減り速く走ると教わりました。
「やった!コロコロと勢いよく走った♪」

リニアモーター⑧リニアモーター⑦’
次に、逆方向に走らせるには?走行体に飾りをつけて走らせたらどうなる?など実験で確かめます。
「S極側にもアルミテープでレールを作るといいよ」「リード線のつなぎ方を左右逆にする!」「飾りで可愛くしたらスピードが遅くなっちゃった・・・」
車なら“燃費が悪くなる”ことだとわかり、製品開発の現場ではデザイン性と軽量化の両立を図りながら、燃費を良くするための努力が常になされていると教わりました。続いて、もっと速く走らせるにはどうしたらいいか考えます。
「磁石を増やす」「みんなの作ったものを重ねてみよう」「面白い!すごく速く走るようになった☆」

リニアモーター⑨リニアモーター⑩
グループで協力してどんどん実験!
「みんなの電池もつなぐとパワーアップ!」「坂が上れたよ~」「いろいろ工夫すると速く走るようになって、楽しかった♪」
実験をとおしてリニアモーターの仕組みだけでなく、モノづくりに大切なことは何か学ぶことができましたね。身近な材料で作れるのでオリジナルの最速リニアモーター製作に挑戦してみてください☆