9月5日(土)に「光の風鈴をつくろう☆」を開催しました。
講師は、名古屋市内バス停やインターチェンジ、長野県の桃介橋など県内外の公園や施設の照明デザインを数多く手掛ける日本街路灯製造株式会社の若松さんです。

今回は、風まかせにLEDが点滅!音のしない光る風鈴作りに挑戦します。

はじめに、LEDや光の3原色とは何か、照明の基礎知識を学びました。風鈴が光る仕組みを教わった後、材料確認!アルミ缶を加工した吊り下げ金具、台座に4色のLEDをはめ込んだLEDユニットなど、部品のうちいくつかは若松さんアイデア満載の手作りです。

製作開始!半分にカットされたペットボトルの縁にアルミテープの上半分を巻きながら、少しずつ貼ります。
「しわができないように丁寧に・・・」
1周したところで吊り下げ導線の先端をはさみ、しっかり貼り付けます。アルミテープの下半分をペットボトルの内面へ貼り込んだら、ペットボトル部品の完成!

次に、吊下げ金具(大)、ゼムクリップ、LEDユニットをつないでペットボトルの中に入れます。ペットボトルのフタに吊下げ金具(小)、ボタン電池2個を組み込みます。
「フタに入ってる切れ込みに、内側から金具を入れるんだね」「電池の+と-を間違えないように!」
電池入りのフタをペットボトルにはめます。この時、フタを締めすぎると吊下げ金具が変形して電気が流れにくくなる、とアドバイスを受けました。

吊下げ金具(小)と吊下げ導線の穴を合わせ、ビスとナットで締め付けて光る風鈴の回路ができました。さっそく、動作確認!
「青が光った☆」「今度は赤!」「よし、4色全部光ったよ」
アルミテープは導体でLEDの足が触れるとスイッチが入り光るという仕組みが良くわかりました。

次に、ワーロン紙という特殊な和紙を使って短冊を作ります。
「すごい!水に濡れてもやぶれないんだ」「細かく切り込みを入れても大丈夫だね」「デザインや飾り付けって楽しい♪」

ペットボトルにも飾り付けをし、短冊をLEDユニットに取り付けたら完成!短冊が揺れるとピカピカ☆風向きによって光る色が変わる様子をじっくり観察します。
「光で風を感じるのが良いですね」「いっぱい光がついてうれしい」「最高!」「とても楽しかったから、今後、家でも作りたいです」
もっと工夫してオリジナルの回路を作ったり、これからもいろいろなモノづくりにチャレンジしてください!