9月20日(日)に「AA型乗用車のシャドウボックスをつくろう」を開催しました。
講師は、小学校やイベントなどで写真を立体アートにする工作教室を開催している明大株式会社 3D大学事業部の吉田さんです。

今回は、写真を3層(手前・中間・奥)に貼り重ねることで影(シャドウ)をつけ、立体的に楽しむシャドウボックスの製作を体験します!

はじめに、シャドウボックスとはどういうものか、技法や使う材料、作り方の説明を聞きます。
「同じ大きさの同じ写真を3枚使うんだ」「強調したい部分は一番手前に貼るんだね」「ヘッドライトにLEDが組み込んであるから光ってキレイ☆」
材料を確認してLEDの点灯チェックをしたら製作開始!モニターに映した吉田さんの手元を見ながら、注意深く作業を進めていきます。

まずは、写真を切り抜く作業!奥に使う写真はそのまま立体フレームに貼ってあるため、切り抜く写真は2枚!手前の写真はフロント部分、中間の写真はフロント部分とドアを切り抜きます。
「先生がつけてくれた輪郭に沿って丁寧に切ろう」「しまった~少し大きく切っちゃった」
余分なところをしっかり切り取ることでキレイに仕上がるとアドバイスを受けました。

次は、写真に厚みをつける作業!細長い段ボールを写真の幅に合わせて切り、中間は3段、手前は2段重ねて貼ります。
「両端から1㎝くらい内側、横向きに揃えて・・・」「LED用に開けてある穴をふさがないように気をつけよう」

続いて、車のボディの縁を5㎜ほど折り曲げて、全体に丸みを付けていきます。2枚の写真を重ねてみると・・・
「車がより立体的に見える!」「本物の車らしくなったね☆」
貼り重ねた時にLEDの光が手前まで通るように、ヘッドライトの穴にストローを挿し込みます。

いよいよ組み立て!奥の写真と位置を合わせて、中間、手前の順にのりで貼り重ねます。
「写真がずれないように上から見て調整して・・・よしうまくいった!」
電池を入れて動作チェック!これで本体は完成です。

最後に、飾りつけ!吉田さんが当館で撮影した赤レンガの写真や動物のイラストなどを自由に切って、立体フレームの周りに貼ります。

それぞれが思い思いのデザインをして、個性豊かな作品が出来上がりました。
「切るのがちょっと難しかったけど、とても楽しかった☆」「写真が迫力あるからすごくカッコ良い!」
部屋の照明を少し落とすと、影のつき方が変わってまた素敵に見えます。ぜひ、自分で撮った写真を使ってシャドウボックスを作ってみてください♪