先週に引き続き、9月26日(土)に「AA型乗用車のシャドウボックスをつくろう」を開催しました。
講師は、小学校やイベントなどで写真を立体アートにする工作教室を開催している明大株式会社 3D大学事業部の吉田さんです。

今回は、写真を3層(手前・中間・奥)に貼り重ねることで影(シャドウ)をつけ、立体的に楽しむシャドウボックスの製作を体験します!

はじめに、モニターに映した作品見本や吉田さんの手元を見ながら、シャドウボックスの仕組みなど説明を聞きます。
「強調したい部分は手前に、中間よりも小さく切ると立体に見えるんだ」「LEDが組み込んであるからヘッドライトが光ってカッコいいね☆」

まずは、材料を確認します。LEDがしっかりと点灯するかチェックして製作開始!はじめは、写真を切り抜く作業です。奥に使う写真は予め立体フレームに貼ってあるため、切り抜く写真は手前と中間に貼る2枚!手前の写真はフロント部分、中間の写真はフロント部分とドア部分を切り抜きます。
「輪郭に沿って切るのって意外と難しい!」
余分な部分を切るとキレイな作品に仕上がると吉田さんにアドバイスを受けました。

次は、切り抜いた写真の裏側に細長い段ボールを貼り、厚みをつける作業です。中間は3段、手前は2段重ねて貼ります。
「写真の大きさに合わせて切ると、前から見た時に段ボールが見えてしまうよ」「写真の幅より1㎝くらい短く切って・・・」
LED用に開けてある穴をふさがないように気をつけて貼ります。

 
続いて、車のボディ部分を指で5㎜ほど内側に折り曲げて、全体に丸みを付けていきます。
「丸みをつけた2枚を重ねてみるとすごく立体感が出るね」「本物の車に見える!」
写真を貼り重ねた時、手前までLEDの光が通るようにヘッドライトの穴にストローを挿し込みます。

いよいよ、組み立てです!奥の写真に合わせて中間、手前の順番にのりで貼り重ねます。
「ずれないように貼り重ねるのは緊張する・・・」「上から見て調整してみよう☆」「厚みをつけたから影ができて立体的に見えるんだ!横から見るとよくわかるね」
電池を入れて動作チェック!これで本体は完成です。

最後に、飾り付け!!吉田さんが当館で撮影した赤レンガの写真やイラストなど自由に切って、立体フレームの周りに貼ります。世界に1つだけの作品ができ上がりました。
「飾り付けや重ねるところが大変だったけど楽しかった」「車が大好きだからAA型乗用車のシャドウボックスが作れて大満足♪」

「さっそく部屋に飾ろう」「他のシャドウボックスも作ってみたいな」
少し照明を暗くすると影のつき方が変わり、また素敵になります!ぜひ、お家でも自分で撮った写真を使って挑戦してみてください♪