10月11日(日)に、「手織りのランプシェードをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センターなどで手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。
手織り工房YUKIホームページ

今回は、糸と竹ひごを使って布を織り上げ、オリジナルのランプシェードを作ります!

はじめに、モニターに映し出された辻澤さんの手元を見ながら、布の織り方、手順など教わりました。
「たて糸とよこ糸を交差させて織るんだ」

よこ糸をシャトルに8の字を描くように巻いたら、製作開始!
※シャトル・・・杼(ひ)ともいう。織物を織るときに、たて糸の間によこ糸を通すために使われる道具

まずは、捨て織り用の糸で4段ほど織ります。ヘルドを上側にセットし、上下に分かれているたて糸の間にシャトルを通します。
※ ヘルド・・・綜絖(そうこう)ともいう。織機でよこ糸を通すためにたて糸を上下に分ける器具

続けて、ヘルドを下側に入れ替えてシャトルを通します。
「1段織れた!」「これを繰り返して織っていくんだね」
よこ糸を30度の位置に置いてからヘルドを手前に引くと布幅が狭くならず、キレイに織れると教わりました。4段織れたら、よこ糸を巻いたシャトルに持ち換えて10段織ります。
「ここで竹ひごを1本入れるんだ」「糸と竹の組み合わせって面白い!」
10段ごとに竹ひご1本を入れていきます。

始めは慣れない手つきで織っていた子ども達も上達!だんだん速く織れるようになりました。
「あと少し!がんばろう」「布の間から灯りがもれるよう、織り目は緩めに・・・」「やっと織れた~」
たて糸を切り、布を手織り機からはずします。たて糸の端どうしを結び、好みの長さにカット。
「根元でしっかり結ぶのは難しい・・・」「一番の難関かもしれない!」

布をランプにかぶせたら完成です!
「糸の色や竹ひごの数で全然雰囲気が違うね☆」
ぜひ、お部屋に飾って布からもれる優しい灯りを楽しんでください♪